天上天下唯我独尊

2007年02月18日(日) 新しい玩具

主人の携帯がいよいよ駄目っぽいので、一緒に買いに行った。

お気に入りのラーメン屋でお昼を食べ、そのまま近くのドコモショップへ。
主人の審査は厳しい。
「どれでもいいよ」と言いながら、あれこれ煩いのだ。
今持っている1台目の携帯電話は、私が適当に1円の物を選んで買って来たのだが、これが幸いにも、本人には丁度良かったようだ。
それまで携帯電話という物を良く知らず、まあこんな物かと思って使っていたの主人だが、次に買うとなると、前の物との比較になってしまう。
「今の奴より薄くて軽くてコンパクトなのがいい」
と余計な注文が増える。
店内をぐるぐる回り、ああでもないこうでもないと見ていたが、
「無い」
の一言。
「じゃあどうするの? ソフトバンクかauでも見に行く?」
と私が訊くと、
「ううん、もう面倒臭いから帰る。それに、こないだは通話不能だったけれど、あの後何故か復活して、今は使えるようになったから、また暫くはこのままでいいや」
じゃあ今までの時間は一体何だったのかと……。
「待って!」
私は、さっさと店を出て行こうとする主人に声をかけた。
「私の携帯買ってもいい? 可愛いのがあったんだけれど……」

主人の携帯電話を買い換える筈が、私のを買い換える事になった。
ここで、カメラ機能がイカれた半年前に来ていれば、無償で修理して貰えたという事を知る。一寸しょっく。
何でもそうなのだ。おかしいと思ったら、その時に訴えなければ!と心に刻む。(何度目だろう……)
どうにも最近の携帯は、矢鱈とスタイリッシュで機能的で、可愛さに欠ける。
そう、こういうのがいいの!という物に巡り合ってしまったので、迷わず決めた。
すっぽりと片手に収まる大きさと形、ほわ〜んとした色合い、お洒落な模様がすっかり気に入ってしまった私は、
「可愛いでしょ♪」
としつこく何度も主人に見せていた。
しかし頑として相槌を打ってくれない主人……まあいつもの事だが。
非の打ち所の無い携帯と思っていたのだが、買ってから、案外使い辛い事が判明。
パカッと開かないと、写真機として使えないのだ。今までの奴と違うので、これは不便。
そして買ってから気付いたのだが、これまた三菱電機の製品なのだった。
という事は、これもまた1年半でデータでパァになり、2年後には写真機として使えなくなるのか……?


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