天上天下唯我独尊

2007年02月12日(月) 感覚の再現

昨夜は初めて聘珍樓で晩御飯を食べたのだった。
そう、聘珍樓デビュー。
聘珍樓なんて、冷凍のやつしか食べた事が無かったのだ。しかも片手で足りるほどの回数。
庶民にとっては、聘珍樓は高嶺の花なのだ。
それを、生で食べられるなんて!
感動的に美味しかった。高かったけれど。
これで、暫く贅沢は出来ないな。

仙台で1泊し、市内の百貨店などをちらりと見て、帰途に着いた。
そしてTVを見ながら、「テスト・ザ・ネイション2007 人間関係力テスト」をやってみた。

 感想:最高につまらん。

普通のIQテストの方がよっぽど楽しいよ! 成績もだけれど。
この人間関係テスト、我々夫婦はどちらも偏差値93。
私の場合は初めから予想内だからいいが、主人が93て……。
彼は視力が悪いので、目に頼っていない。
つまり、直感や霊感で、雰囲気を敏感に感じ取り、それで判断する事が多いため、TVの画面を見ながらのテストでは、いまいち点が伸びないのだろうと思われる。
私は前半部分は調子が良かったのだが、後半、特に終盤の「自己制御力」(だったかな? 兎に角、自分の感情を抑制出来るかどうか、という部門)がほぼ全滅だった。
ま、まあ……これも予測は付いた事だが、こっちにつけたら確実に点数が取れないと判っていながらチェックするのも、辛いものがあった。
ところが主人はここがほぼ満点。流石バランス夫婦。
「嫌な出来事を思い出すと、その時の怒りの感情も一緒にぶり返してしまう」という設問で、彼と私の違いがまた明らかになったのだ。
「どうして!? 普通は、嫌な目に遭った事を思い出したら、その時の感情も一緒に思い出すでしょ?」
と驚く私。
しかし彼は首を振る。
「ううん。ああ、そう言えばそんな事もあったなあ、と思い出すだけで、感情までは付いて来ないなあ」
何故……何故だ?
「駄目よ、そんな事では! 『感覚の再現』よ、マヤ! それが出来ないようでは、紅天女は演れなくてよ!!」
と私がキィーとなってみても、彼にはそんな事どうでも良いらしい。
私にとって彼が不思議な生き物であるように、彼にとっては私がそうなのだろう。


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