天上天下唯我独尊

2007年02月11日(日) 松島や ああ松島や 松島や

連休2日目は、松島へドライブ。
放射冷却現象で、お日様は出ているのに寒い事寒い事。
景色が良くて、お天気も良くて、写真でも撮ろうかと思ったら、
デジカメ、家に忘れて来ました……がっくり。
そして私の携帯電話の写真機能は、相変わらずうんともすんとも言わない。つまり、昨年から壊れたまんま。
折角のお天気なのに〜、折角の旅行なのに〜、折角の松島なのに!!

焼き牡蠣を食べて、御茶屋で甘酒を飲んで、どこ行こうかと言っていたら、こんな建物が目に入った。



そういや、以前松島に来た時にもあったが、時間が無くてスルーしたんだっけ。
「時間もあるし、入ってみる?」
とダーリンに訊くと、
「シオンが入場料の要る所に入るなんて!!」
と大袈裟に驚いてみせていた……何なのそのリアクションは。
ハッ、そう言えばここに来たのは結婚前の事で、あの頃の私はお金命だったのだ。
そうか、あの時は時間もお金もあったけれど、散財に対する罪悪感もあったんだわ……。

中に入ると、1階は入場無料のお土産売り場、2階が有料の展示室になっている。
1人千円ずつの入場料を払って2階へ上がると、年代ものの大きなオルゴールやストリート・オルガンがずらりと並び、その横でおじさんが1台1台説明しながらオルゴールを操作してくれる。
音が大き過ぎて吃驚するが、なかなかこれは、面白い。
現代みたいな便利な機械が出来る前、昔はこうやって、音楽を楽しんでいたのね。
残念なのは、オルゴールが全て、こちらを向いている事。
お人形さんが踊る姿や、
柵の向こうは立ち入り禁止なので、裏側はおじさんしか見られないのだ。
ううむ、出来れば裏側で機械がどんな風に動いているのか、それを見たいのだがなあ。
それでも、へええ〜凄いなあ、面白いねえ、などと囁きながら我々は感心して見ていたのだった。
これはガラクタなんかじゃない、立派な文化財だ。
本当に入場料千円でいいの?と、一寸心配になってしまった。
維持するだけでも大変だろうなあ……。
どうか潰れませんように、ナムナム。


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