鳴り物入りで就任した安倍首相。 しかしその支持率は、確実に低下の一途を辿っているらしい。 就任早々、閣僚の核保持論が噴き出し、タウン・ミーティングのやらせ問題が発覚し(発覚したのが安倍総理就任後であり、実際に行われたのは小泉時代の事だと思うのだが)、教育基本法改正、官舎で愛人と同棲していた本間税調会長辞任等、ゴタゴタが絶えないからなのだろう。 しかし支持率などというものは、単なる国民の期待度に過ぎない。 安倍さんの人気に火が着いたのは、北朝鮮による拉致問題で、安倍さんが家族会に肩入れする様子を見せたからだ。 それに引き換え当時の小泉首相は冷たく、この人ならやってくれるかも知れない、と皆が安倍さんに期待したのだ。 それだけの事だ。 そして、悪いが、安倍さんは余り頭が良く見えない事も、支持率低下に繋がっているのではないだろうか。 小泉はその点で、賢かった。 彼の答弁は国語的には0点だが、ソフィストとしては優秀で、彼より馬鹿な国民達は見事に騙されてしまった。 勿論、これは馬鹿な国民が悪い。
しかし、まだ悲観する事は無い。 安倍さんの支持率は、下がったとは言え、まだ5割を下回ったところだ。 森さんを思い出してみろ、支持率1割だったのに、1年ももったんだぞ。 海の向こうでは、ブッシュも支持率低下に苦しんでいるが、まだまだ下には森さんがいるのだ、安心しろ(笑)。 まあブッシュは単なる傀儡なんだろうし、見るからに馬鹿っぽいだけでなく、言っている事も馬鹿だけれど。
そう言えば、政治資金収支報告書に不適切な処理があったとして、行政改革担当大臣も辞任したんだっけ。 佐田玄一郎に代わり、新しい行革大臣に就任した渡辺喜美を見て、詐欺師や嘘吐きに共通する雰囲気を感じた。 この人って、渡辺ミッチーの息子だったのね。 私の第一印象が当たらない事を祈る。
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