2006年11月08日(水) |
ずれる論点、ぼやける焦点 |
文部科学大臣宛に、差出人不明の手紙が届いた。 「苛められた。何とかしてくれないと自殺する」というものである。 文部省ではわざわざ深夜に記者会見まで開いて、全国の苛められっ子達に、自殺を思い止まるようメッセージを送ったという。
バッカじゃねえの? 幾ら何でも、騒ぎ過ぎだろう。 どうせ記者会見するなら、こんな脅迫状を送り付けるなど怪しからん、と怒ったらいいのに。 それを、まるで腫れ物に触るかのような扱いをするから、餓鬼共が付け上がって、 「僕が死んだら先生のせいです」 などと馬鹿な事を抜かすのだ。 先生のせいだ? 巫山けるな。 苛めっ子のせいだろ。明後日の方向に責任転嫁するんじゃない。 文部科学省も、これは立派な脅迫状である、威力業務妨害の容疑で捜査して貰う、ぐらい言ったらいいのに。情けねえな。
岐阜県瑞浪市立瑞浪中学2年の女子生徒が自殺した件では、彼女にボールをぶつけるなどして苛めていたという、同じバスケ部の少女4人が、登校拒否になっているという。 普通の神経なら、この状況では登校出来ないだろう。 周囲の目が厳しいからか、良心の呵責があるからなのか判らないが、この子供達は多少なりとも普通の神経を持ち合わせているようで、その点では安心した。 しかし、自殺少女の父親は、 「苛めた側の心のケアも必要である。学校の対応が悪い」 と言ったとか。ハァ? 何でもかんでも学校が悪いって、そりゃないでしょ。 学校に言ったけれど、学校は何もしてくれなかっただと? 学校は、親の言う事を聞くべきだとでも思ってんのか。 勘違いも甚だしいぞ。 基本的に、学校は勉強を教わる所だと私は思っている。 教師だって、生徒1人1人の事なんか看てられるかっつの。 子供の面倒は親が看ろよ。 それが出来ないなら、親なんてやめちまえ。
忘れているみたいだから教えてやるが、苛めたのは学校じゃなくてバスケ部員達だろ。 娘は苛めを苦にして自殺したんじゃないのか? 親の癖に、責任を学校に転嫁するんじゃない。 悪いのは苛めた子供だろ。 それを心のケアだと? 馬鹿も休み休み言え。 こんな駄目親父では、娘が自殺しても仕方ないかもな。
兎に角、誰が悪いのかと言えば、苛めっ子と、そんな子供に育てた親である。 それを全部学校のせいにするとは、どこまで寝惚けているんだか。 因みに私は、あの脅迫状は悪戯だと思っている。 万一本物だった場合、マスコミに叩かれるのを恐れて文部科学省も大々的に会見を開いちゃったんだろうけれど。 自殺を考えている苛められっ子には、自殺したら皆が同情してくれるなんて、甘ったれんじゃないよと言ってやりたい。
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