天上天下唯我独尊

2006年03月01日(水) アメリカの良心

PCで遊んでいる間、私はいつもTVをつけている。
地上波が詰まらなかったのでBSに変えたら、アメリカのニュース番組をやっていた。(勿論日本語翻訳で)
そしたら、性転換した教師を現場に復帰させるか否かで揉めているという衝撃のニュースが。

代理教員のリリー・マクベスは、男性ウィリアム・マクベスだった頃から教員で休職中だったが、この度職場復帰する事になった。
ところが一部の父兄は大反対。
「子供達にわざわざ特異な例を教える必要は無い」
マクベスは既に学校側に呼ばれ、話し合いを行い、特に何も問題は無かったという。
しかし復職に反対する父兄は、学校はマクベスが教壇に立つ事を禁じるべきだと主張している。
学校側は特にコメントは出していない。

アメリカは何でもありの国だと思っていたが、性転換した教師まで登場するとは……恐ろしや。
それでも異議を唱える人はいたのだ。
ただ、この父兄がマクベスさんの復帰に反対するのは、自分が信じるメソジスト派の教えに反するからと言う理由なのが一寸ひっかかるが。
自分の「信教の自由」を盾にしてしまったら、相手のそれをも同じぐらい尊重する必要があるから、この場合やはり「道徳的」「倫理的」に認められないという展開にすべきだと私は思う。
マクベスさんが復職しようとしているのは、小学校なのだ。
確かに、世の中には色々な人がいる。
しかし反対する父兄が言うように、幼い子供に、敢えて性転換者と言う「普通ではない人」を見せる必要があるだろうか。

私は、性転換者は死ねとは思わないが、性転換には反対だ。(両性具有者のような特異な例は除く)
特にアメリカはキリスト教国家なのに、同性愛者や性転換者に寛容なのには理解に苦しむ。
アメリカには同性愛者の牧師が存在するらしいが、本当に聖書を読んで聖書を信じるなら、同性愛が悪い事だと解る筈だ。
それを「赦し」の部分だけ都合のいいように解釈するのは如何なものかと。
一遍ソドムとゴモラのように焼かれてしまえばいい。
(余談だが「天空の城ラピュタ」のムスカが「ソドムとモゴラ」と言っているのが毎回気になる……何故モゴラ?)
人は性を選んで生まれて来る事が出来ない以上、与えられた性を自分の性として生きるべきだ。

日本はアメリカに10年遅れているという。
現在アメリカで起きている事は、10年後の日本で起こるであろう出来事である。
性転換教師があなたの子供の学校にやって来るとしたら、あなたはどうしますか。
子供にどう説明して、納得させますか。

そういや、日本にもオカマ公務員がいたな。大阪だっけか?
あのおじさんは、まだいるんだろうか。
女装して職場に来るのは百歩譲って許せるとしても、男性便所を使いたくないからと言って職場に自分専用のトイレを作って貰う(女性としてはこの人に女性トイレを使って欲しくない。絶対に)のは、我が儘としか言い様が無い。
自分の主義主張をするのは構わないが、我を通そうとして周囲に多大なる迷惑をかけるのは勘弁して欲しい。
自分の行動の結果、周囲への影響を考えるべきである。


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