2006年02月16日(木) |
冬季オリンピックの問題点 |
朝のTVを見ていたら、リュージュについてやっていた。 リュージュとはお仏蘭西語で橇という意味だが、橇と言うよりはロケットに近い競技だ。 馬やトナカイに曳かせるのでも、ホームセンターにで売っている子供用プラスチック橇に跨って山の上から滑り降りるのでもない。 細いハーフパイプのようなコースが決まっていて、身体の幅程度の橇に身体を横たえて、寝たままの格好で滑るのだ。 それが恐ろしくスピードが出るので、一寸壁に触っただけでバランスを崩して転倒する。 見ているだけでも怖いのに、よくあんな競技やるよなあ。 しかも今大会はコースに問題があるとかで、割合にして4組に1組が棄権しているという。 選手は硬い氷の壁に激突するのだから、打撲や骨折は当たり前、酷いと失明した人もいるらしい。 これはどう見ても、危険なのはコースではなく、競技自体に問題があるんじゃ……。
冬のオリンピックは夏に比べて種目が格段に少ない。 ウィンター・スポーツといえば、スキー、スケート、そり、そして最近になってスノーボードが加わったぐらいか。 オリンピック委員会は、その数少ないスポーツで盛り上がるような大会を開催しなければならない訳だから、無理矢理色んな種目を編み出そうとしているのではないかと思ってしまう。 そこで提案がある。 冬季種目に、雪合戦を新たに加えたらどうか。 勿論ルールは必要だ。 ・雪玉の中には石などの異物を入れない事。氷柱の欠片等も危険なので反則とする。 ・身長や体重による制限は設けない。西欧人による日本人に不利なルール作りはこれを許さない。 これなら少なくとも、リュージュほど危険ではなく、カーリングより盛り上がるだろう。 私はとっても凄い名案だと思うのだが。 他にも、砂の上でやるビーチバレーがあるのだから、雪の上でやるスノーバレーがあってもいい筈だ。 オリンピック委員会は金儲けばかりを考えずに、選手の安全や観客の楽しさも考えるべきだろう。
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