「日曜洋画劇場」なのに、邦画も放送するのは何故だろう。
本日の放送は、前評判だけは凄かった「CASSHERN」。 豪華な映像なんだろうけれど、わざと粗く処理された画像で目が疲れるし、独特の世界観も理解出来ない。 何と言うか……製作者の陶酔の世界? ちっとも面白いと思えず、私は開始数分で敢え無く脱落。 しかし、主人は最後まで食い入るように観ていた。 「面白い?」 と私が訊くと、 「うん。これはこれで面白い」 だと。 彼によると、抽象画みたいに考えさせられる映画なのだそうだ。 なるほど、抽象画の面白さがちっとも解らない私には、やはり面白くない映画なのだ。 アニメ「新造人間キャシャーン」(私はずっと「人造人間」だと思っていた……)とは全く違う話になっていたらしい。 こういうものは何でもそうだが、原作は原作、映画は映画、全くの別物だと思って観るべきなのだろう。 そう思ってみたとしても、「CASSHERN」は私には合わないが。 やっぱり、好みって人によって違うものだねえ。
|