天上天下唯我独尊

2006年02月12日(日) キャシャーン

「日曜洋画劇場」なのに、邦画も放送するのは何故だろう。

本日の放送は、前評判だけは凄かった「CASSHERN」。
豪華な映像なんだろうけれど、わざと粗く処理された画像で目が疲れるし、独特の世界観も理解出来ない。
何と言うか……製作者の陶酔の世界?
ちっとも面白いと思えず、私は開始数分で敢え無く脱落。
しかし、主人は最後まで食い入るように観ていた。
「面白い?」
と私が訊くと、
「うん。これはこれで面白い」
だと。
彼によると、抽象画みたいに考えさせられる映画なのだそうだ。
なるほど、抽象画の面白さがちっとも解らない私には、やはり面白くない映画なのだ。
アニメ「新造人間キャシャーン」(私はずっと「人造人間」だと思っていた……)とは全く違う話になっていたらしい。
こういうものは何でもそうだが、原作は原作、映画は映画、全くの別物だと思って観るべきなのだろう。
そう思ってみたとしても、「CASSHERN」は私には合わないが。
やっぱり、好みって人によって違うものだねえ。


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春 紫苑 [MAIL]

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