実家近辺の古本屋巡りをした。 東野圭吾の「白夜行」が欲しかったのだが、見付からない。 現在テレビドラマ放映中の作品なので、人気が出ているのだろう。
京極夏彦「百鬼夜行―陰」 同 「百器徒然袋―雨」 同 「今昔続百鬼―雲」 同 「百器徒然袋―風」 宮部みゆき「レベル7」
結局この5冊を購入。 京極夏彦は文庫本でも厚くて重いので、持ち帰らずに実家に預ける事にした。 実家から家に戻る乗り物の中、「レベル7」を読んだ。 それでは時間が足りずに、家に着いてからも読んでいた訳だが。
感想:どうだろう。 ドキドキハラハラ度もいいし、流石にテンポ良く読める。 でも話としては、捻り過ぎて、不自然に感じる。 だってなあ、普通の人間なら、自分が記憶喪失だったら取り敢えず警察に行かない? 自分が犯罪者かも知れないという不安はあっても、見ず知らずの人間に縋るよりは、警察で保護して貰うのが1番だと思うのだが。 だって、その人間が本当に自分の味方なんだか敵なんだか、判らないではないか。 それから、最後に犯人が死んじゃうパターンって、私は嫌いだわ……。 やはり真犯人には、裁判にかけられて死刑になって貰わないと!
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