日々是迷々之記
目次|前|次
会社に着くなり雨が降ってきた。かっぱも持ってないし…ということで今日の見舞いは中止。昨日は行くと書いたけれど、いいかげんなもんである。雨ひとつで止めるわけだから。
午前中で早退して、家で食事をしてから雨の中母親の住んでる地域の社会保険事務所へ行く。が、残念。戸籍抄本が足りなかった。前相談に来たときに、住民票とどっちかでいいって言われた気がするんだけど。土日も午前中だけ受付しているらしいので、帰りしなに戸籍抄本を取り、明日出直すことにする。
つーかこの年金関係、めんどくさすぎると感じる。国民年金に入っていたか、厚生年金に入っていたか、またどちらも入ったことあったらどーのこーのと、要る書類が違うのだ。大体65歳になったとき、過去、どこで何年間会社の保険に入っていたとか全部覚えている人間なんておらんやろと思うのだが。それをまず調べてもらい、加入年数によって役所か社会保険事務所の管轄か別れるようだ。
次は配偶者の有無。いるんだったらその配偶者は年金をもらってるかもらってないかでまた書類がいろいろ変わってくる。(らしい)
そんなこんなで、じたばたしている訳だが、別に私が儲かるわけではないのでなんだかなーという気分だ。しかも冷たい雨の中、会社を休んでである。
こんな事を書くと、「自分の親やろうが。」とか、「不謹慎な!」とかそういう反応をする人がいて、これがちょっと困ったさんなのである。会社の同僚の女子とかみんなそうなんだが、早退するときに、かいつまんで事情を話し、最後にちょっとオチをつけるとさささぁ〜っと引いてしまう。
でも、現実問題として冷え切った特殊な親子関係から、ドラマのように泣き崩れる娘と、あんたには迷惑かけたくなかったけどと涙ぐむ美しき老婆なんつーもんにはなり得ないわけで、「まあ、過去のことは忘れたふりをして。」(でも精神安定剤飲んでます。)みたいな生暖かい状態である。
こういうのがきっと、山の手の一戸建てで両親が揃った家庭で有名私立大学を卒業して、今30ウン歳、毎日おかあさんがお弁当をつくってくれます。みたいな人には理解不能なんだろう。(あ、かなりひがみっぽいな。この書き方。自分の汚れキャラが身にしみるなぁ。)
とりあえず、明日の社会保険事務所はうまくいけばいいなぁ。
|