日々是迷々之記
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朝からぽつりぽつりと雨が降っていたので、今日は自転車でなくカブで会社に行くことにした。
会社まで約9kmほど。自転車なら40分、カブなら25分くらいで行くことができる。これだけ見るとカブの方が楽じゃんと感じるが、現実は自転車の方がずっと楽なのである。その理由は「ここが大阪だから。」それに尽きると思う。
今朝も危うくタクシーに突っ込みかけた。青になったのでぷるるると走り出したら、後ろからタクシーが怒濤の勢いで私を抜き去る。私はさほど気に留めず、向こう岸目指して走るわけだが、テキは私を抜き去った瞬間停車しようとする。ブレーキを踏む。私はホーンをならしたら、「あれ、あんなとこに原付いたよ。ハイハイ」といったかんじでハザードランプを点滅させる。
多分、「運ちゃん、信号渡ったところで下ろしてよ。」とでも言われたのだろう。片側3車線両面通行で6車線。それだけ分歩くのが嫌な客だったのだろう。
でもさ、こっち側って一方通行の1車線なわけで、そんなところで「信号渡ったところで停車」ってものごっつい迷惑ってことがわかんないんだろうか。しかも、すぐに停車するんだったら、カブをぶっちぎらなくてもいいんでないかと思うが。
日本が銃社会だったら一発撃ってやりたいと思うのはこんなときだ。(その前に私が撃たれるんだろうけど。)
同じ道で、こんなこともあった。停止線があるから減速したら後ろの4トン車がぶおーっと警笛を鳴らす。私は突っ込まれたらいややなぁと思い、左端に寄って停止した。すると4トン車は停止線で止まらず、私を抜き去る。が、停止線があるということは、クロスしている車道が優先ということなので、当たり前のようにクロスしている車線から車が出てきた。交差点の真ん中で両車は止まった。4トン車の運ちゃん、逆ギレして運転席で大声でぼやいている。あやしい薬物でもやっているのだろうか?
多分端っこに寄って止まらなかったら、私は確実に突っ込まれていただろう。こんなことはよくある。それに、路上のパーキングメーターに10トンダンプが停めてあって(しかも金は入れていない)、みんなが警笛を鳴らしまくったり、右折車線から真横に走って客を拾うタクシーもいる。
前の材木問屋に勤めていたときに、遠方に材木を運んでもらうために来てもらったドライバーのにいちゃんが酒臭かったのはさすがに引いた。しかし、その港湾地区の大型トラックは8割方飲酒運転らしい。フェリーターミナルに着いたら仮眠するので、それまで飲んでおこうという寸法らしい。んなもん、フェリーターミナルに着いてから飲めばいいと思うのだが。とにかくドリンクホルダーに発泡酒の缶がさしてあるのはめずらしくもないというのが事実なのだ。
そんな中でバイクに乗るというのはリスクが高いとしみじみ思う。それでも乗るのはバイクが好きだからだし、できるだけリスクを減らすためには、変な運転をしている車を察知する能力、危険を回避できるテクニック、そして能力の高いバイク(加速力、ストッピングパワーの面で)、それより何よりそんなバイクを扱える自分の能力が必要だと思う。
「カブでてくてく走る。」というのは簡単そうで難しい。中型以上に乗り換えるか、やっぱりバイクはやめるか、そんなことを考えた今日のできごとだった。
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