日々是迷々之記
目次


2004年04月10日(土) 100円ショップ。大人買いの悦楽

夕方から気になっていたお店に行ってみた。

その店のことは会社の新聞に入っていた折り込みチラシで知ったのだ。会社の近所なので家からは自転車で40分くらい。ちらしによると、「焼酎と輸入食料品と100円均一のお店」のようだ。ちらしには、「森伊蔵29900円」「百年の孤独9000円」「野うさぎの走り4900円」などなど、高級系の店かとも思ったが、「400種類の焼酎品揃え!」というのが気になるので行ってみた。

場所は御堂筋に面したビジネスホテルの地下。レンガの階段を下りていくとそこがその店だった。さすがに焼酎はなかなかの品揃えだった。が、有名どころが多く、これといって特筆すべき銘柄はなかったように思う。が、歓楽街という土地柄か、つまみは大変豊富だった。一回分のつまみが真空パックになってたくさん並んでいる。牡蠣のスモーク、たたみいわしと海苔を貼り合わせたもの、生ハムをモツァレラチーズで巻いたもの、などなど。値段も高くはないが、日常にむしゃむしゃ食べるには贅沢という微妙な設定だった。

併設の100円均一のお店に足を踏み入れた。これがびっくりした。店構えはまるっきり駅中コンビニといった感じだ。ジュースにデザート、おにぎりにサンドイッチ。そういったものが普通に並んでいる。その周りにはお菓子、パン、ちょっとした衣料品、文房具などなど。私の後から入ってきた女子高生軍団が、店員さんに「ここって100均なんですか〜?」と確認していたがその気持ちは分かる。

その100円均一のお店の奥には食器コーナーがあった。とても種類が多く、目移りする。ダイソーなどで見かけるものもあるが、薄いガラスでできた大ぶりのゴブレットなどとても100円ぽくないものがたくさんあった。

さっきの女子高生もかなりテンションが高くなっているようだった。これからお花見をするらしい。(声がでかいので聞こえるのだ。)「あのー、お花見の敷物ありますか?」「あ、ブルーシートですよね?ありますよ。」「(友達に)うわー、あれって100円なんや。めっちゃ大きいやん、100円て安いよなぁ。」などとかなり興奮ぎみだ。その他にも、「言っていい?なぁ、私ってピスタチオ好きやねん。」「買い買い!」などとびしばしとカゴに入れていく。この人たちに不景気は関係なさそうだ。

が、私も大量買いしてしまった。100円均一で1470円も使ったのは初めてかもしれない。



食パン、ワイン2本、焼酎1本、クリームチーズ、パイナップルジャム、ラスク、ゴブレット2個、卵料理の本、カップに引っかけるタイプの茶こし、(つまみの)ジャイアントコーン、はちみつ、ミニサイズの金串。いやはや欲望の赴くままに買ってしまった。

ワインは機内食で出てくるサイズのものだが、煮込み料理などで使い切りできそうで買ってみた。お酒は他にも、桂花陳酒、紹興酒などもあった。チーズもいちごやナッツのクリームチーズもあってかなり目移りする。その横にはセルフサービスで手作りプチケーキの100円均一もあり、横のカウンターで食べられるようになっている。そこは電子レンジも置いてあるので、その気になればそこで買ったもので即座にお茶したりできるのだ。

OL風のおねえさんがケーキを食べながらケータイをいじくっていたり、歩き疲れたおじさんとおばさんがペットボトルのお茶を飲んで一息ついていた。

ミナミの一等地でこんなかんじだとさぞかし流行っているような気がするが、実はめちゃくちゃ空いていて、半年後につぶれていたらどうしようという気すらする。多分みんな知らないのだろう。輸入食材の品揃えもイカリスーパーよりちょっと庶民的、成城石井よりちょっとだけマニアックで好きな人にはたまらないと思う。

今回行った店「スパイシーマーケット」(音が出ます。)


nao-zo |MAIL

My追加