日々是迷々之記
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私はモノの値段に興味津々だ。わかりやすく言えば、安いモノを買うのが好きだが、好きなモノは高くてもいい。例えばウィンドウズのパソコンが30万円だとハァ?と首をかしげてしまうが、パワーブックが30万円でも安くなったなぁと思う。
が、食料品の値段というのはどうなってるんだ!と激しく感じることが多々ある。今日は帰りに隣の区のスーパーに寄った。ここは激安系だが、素材系はイマイチでお菓子、調味料などが安い。オイスターソースを切らしていたのでふらりと立ち寄ったのだ。
すると入り口右手のインスタントラーメンの棚がすごかった。とにかく特価。袋の「日清やきそば」なんて28円だし。「昔ながらの中華そば」も同じく。でも、賞味期限が切れているわけではない。キューピーマヨネーズが私の中の底値からまだ3割は安い。なんつー店だ。
これが「わらびもち5円」で冷蔵庫にも入れず通路に平積みで売っている某スーパーなら、「ああ、どっかあやしいやつだな。」とも感じるが、このスーパーに怪しさはなかった。ただ、客もレジのおばちゃんも妙に押し黙って黙々と作業をこなしてゆく。夕方に価格がダンピングされた総菜を買いあさるオババのような浮かれたところは全くない。皆、無駄口をたたかずに黙々としている。鼻ピアスの近所の高校の男子ですら、「100円未満の菓子パン全品58円」の山から、「ハムチーズロール」と「サンミー」なんかを手に静かにレジに並んでいる。
しかもここは袋をくれない。どうしても欲しかったら10円で購入するしくみだ。この仕組みはわたしも賛成だ。家が袋だらけにならないし、カバンも何も持たずに買い物に行くことはまず考えられないからだ。トートバックからサトウの切り餅がはみ出していても私は気にしない。
わたしはここでオイスターソース、「日清焼そば」、パン、「ゴールデンカレー辛口」、たらこスパゲティのもと、餅を焼くフッ素加工の網などを購入した。
餅網は愛用の布でできたバケツ型バッグに入らず、自転車のかごに入れ、がちゃがちゃと鳴らしながら渡船場へ向かった。
家に帰って買い物を整理しつつ、食事をしようとしたが余り空腹でない。昨日に引き続きなのだ。少しでも空腹になるようにと自転車で通勤したのに。
わたしはまぁいいやと、焼酎をロックにしてぐびりと飲みながら、セットアップはしてあるけれども電源の入ってないコタツにもぐりこんだ。
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