日々是迷々之記
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2003年06月14日(土) 雨の日、バイクで映画を見にゆく。

そんなことをするのはオロカ者であると今日思った。

先週封切りになった「マトリックス・リローデッド」を見に、「Movix六甲」というシネマコンプレックスに行ってきたのだ。わざわざ六甲の海側(兵庫県)まで行かなくても、大阪にも映画館はある。だが、ここまで行くにはワケがあって、立ち見で入場させないようになっているので入れさえすれば、座って見られるのである。

「駐車場はどうせ有料なのでバイクで行こう。」と言い出したのはダンナさんだった。朝起きると一応雨は降っていなかったのでバイクで行った。するとちょうど到着した頃、ぽろぽろと雨は降り出した。

カウンターで前売り券を入場券に引き替えると衝撃の事実が判明。映画を見に来たヒトには駐車場料金が2時間無料だったのだ。webサイトで上映時間を調べたついでにそれぐらい調べろよ…と私のぼやきは映画後に「なめこおろしぶっかけうどん」を食べるときまで続くのだった。

「なめこおろしぶっかけうどん」は昼食のメニューである。映画を見た後、映画館の下の階のレストランフロアで食事をすることにしたのだが、これが何か決め手に欠けるフヌケなラインナップの店ばかりで非常に迷った。同じ迷うのでも、焼肉屋で生キモの造りにするか、ユッケにするのか迷うのとは違う、わくわく感に欠けた迷いなのだ。

そこのレストランフロアは「串揚げ食べ放題の店」「創作和食の店」「泳ぎふぐの店」「本場下町洋食の店」「とんかつ屋」「とりわけ系イタリアンの店」「カフェ系の店」そして「讃岐うどんの店」といったラインナップだった。

まずエレベーターを降りると目の前に「カフェ系の店」がある店といっても仕切がオリみたいな鉄の門しかないのでなんだか牢屋で食べている感じがする。オープンカフェならこんなもんだろうけどここは埋め立て地の張りぼてファッションビルである。メニューも「カツカレー」「石焼きビビンバ」「パニーニ」「カフェラテ」「生ビール」とかなり迷いを感じる。ここはとにかくパスである。

「串揚げ食べ放題の店」は店の前を通っただけでパスである。油くさくて嫌だったから。例えれば昼前のガード下の食堂街のにおいである。「ふぐ料理」は季節はずれ、「とりわけ系イタリアン」はそんな気分ではないのでパス。(さっさとどばどば食べたかったのだ。)その他の店は一品で1000円以上、定食にする(ご飯と汁物を付ける)と1500円オーバーは確実なので却下。ということで引き算的選択の上、「讃岐うどん」の店にした。

ここはうまかったと思う。ただ、異常に混んでいたので注文の「なめこおろしぶっかけ定食」がなかなか出てこず、空腹のボルテージが一気に高まってしまい、妙に腹立たしかった。玉ダブルとかごはん大盛りとかのオプションもなかったし。

私は帰りに寄った地元のコーヒー屋でダンナさんに私の思いをぶちまけた。何故あんなにしょぼいラインナップの店しかないのか?、何故それなのに混んでいるのか?、あんな創作料理なんかどうでもいいから、ザ・めし屋、まつ屋に、なか卯、ニンニクラーメン天祥、バーミヤンなんかの方がずっと普通でいいのにと力説した。すると思いも寄らない答えが返ってきた。

「デートスポットやからなぁ。定食とか受けへんねん。」

…ががが〜ん。そういえばカップルと家族連ればかりだった。にしても、あんなもの(って言ったら食べ物に失礼かもしれないが)食べてほんとにうれしいんだろうか?特にカップルの男の方なんかかなりの確率でおごらされるワケで、彼女が「私石焼きビビンバとアイスオーレ!トモ君は?」「…俺、カツカレーっと(えーと、大盛ないねんなぁ。飲み物なんにしよ?コーラ350円!うわ、高っ!)えー水下さいっす。」いや〜若者のデートって悲惨だなぁ。勝手な想像だけど。(^_^;)

ということで「Movix六甲」は映画館としてはいいところだけど、飲食設備が妙に好みでないのだ。大阪の映画館は昔ながらのぼろくて立ち見あり、床は何だかベトベトといったところが多いが、映画の後の飲食は選択肢が多い。

さてどうしたもんか…。とよく考えると全然「マトリックス・リローデッド」の感想は書かずに日記は終わってしまった。感想はまた後日。


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