日々是迷々之記
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2002年07月04日(木) 十八歳の生態

あと三日出勤したら私は晴れて解放される。そう思わないと鬱になってしまう一日だった。

私の仕事は24歳の新入社員の子に引き継ぐことになり、毎日一件ずつ仕事を教えている。といっても実務よりはパソコン操作がほとんどなのでたまにどうやって教えていいか頭をかかえている。彼女は人格は悪くないのだ。ただ、覚えが悪いのと基礎的なことを何も知らないのでたまに言葉を失ってしまう。なんでもかんでも上書きするし。

今日は彼女だけでなく18歳の新入社員の子にもものを教えることになった。理屈はともかくとしてとりあえず入力だけ教えてあげてとのことを課長から言われた。「入力だけ」ならローマ字が分かればできるやろと思ったがそんなことは口に出さずにエクセルで作ったフォームを彼女に渡した。

小一時間後、できましたというのでプリントアウトしてもってきてもらった。そこで、何気なく、「どっか、難しいところあった?」と聞いた。するとびっくりするような答えが返ってきた。

「適当にやったから、わかりません。」だそうな。

適当ってなんやねん!と激昂するべきか一瞬悩んだ。しかし、彼女の表情からするにふざけているわけではなさそうだ。わたしは頭痛がするのを感じながらも、赤ペンでぎっしり添削をして返してあげた。真っ赤に手を入れられた文書を見て、「え〜、こんなに間違ってたんですか〜?」などというので、こう言ってあげた。「最初のうちはこんなもんだから、気にしなくていいよ。」

私はこんなふうに彼女をネタにしてはいるが、会社ではあくまでもお金のぶんだけは働いている。それが当たり前だからだ。しかし、彼女にとっては「就職できてラッキー」くらいの感覚なのだろう。

ぶっちゃけて言うと、彼女の生態には謎が多い。前にも書いたが、お茶を飲まないと言う割には、コンビニで毎日ウーロン茶を買ってきたり、麦茶のようなコーヒーを入れてみたり、はたまた、おべんとうにふりかけをドサドサにかけてみたり。

顔は釈由美子を頼りなくしたような感じで可愛いほうだと思う。今風のほっそりして、服もオシャレだ。財布もグッチだし。

が、しかし、ノバに前金で70万も突っ込んでるわりには、海外からの電話を取次ぐこともできないし、挙げ句の果てに「適当にやったからわかりません。」一体何を考えているのか謎である。

しかし、あと2日である。一週間後にはカリフォルニアの空の下。謎の18歳とはさらばなのだ。


nao-zo |MAIL

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