日々是迷々之記
目次|前|次
出社し、パソコンの電源を入れると、状況は何一つ変わっていなかった。明日からは連休、片づけるべき仕事が山積み。覗いたツボはあくまのツボだった!という心情だ。
フル全開で仕事をする。電話が鳴っても5コール、6コールは当たり前の放置プレイ。とにかく書類を作ってしまい、空いているパソコンでスキャンニングをし、フロッピーに入れ、「☆なまえ☆」の彼女のパソコンでのメール送信に備えなければならない。が、忙しいのは皆同じ。
あっという間に17時になり、ひとりのおっちゃんが帰った。新入社員の彼女がそっちのパソコンに移動し、わたしは彼女のパソコンでため込んだ書類を次々メールする。しかし、自分のパソコンではないので、メールのひな形も、アドレス帳もない。全てが手打ちってなんて疲れるんだろう。ほんの10件のメールを送るのに1時間以上もかかってしまった。片づけをして、会社を出たのは19時。
地下鉄の中で中島らもの「てっちゃん親子」のマンガを読みつつふと考える。なんてつまんなくてくだらなくて意味のない一日だったんだろう。
家に帰って、ぼろぼろのGパンとTシャツにGジャンを羽織ると、鍵を持ってカブのところへ行った。明日はツーリングに行くのだ。
近所のスーパーへ行き、中華三昧しょうゆ味と、ミニカレーパンを購入した。カブはマンションの前の路上にロックして置いた。
家に戻ると3日前と同じパッキングに、まな板と、携帯型MDプレイヤを追加した。あ、あと、ブラックニッカのポケットボトルも忘れずに。
目的地はまだ未定だ。どこに行くか、より、どこかに行くことが目的だから朝起きてから、天気予報を見て決めようと思う。
百恵ちゃんは「いい日、旅立ち」だが、私は「ヤな日、旅立ち」なのだ。つまんないことがあったから、バイクで走り出すのは、尾崎豊的には青春を感じるが、私はプチ三十路でバイクはカブだ。まぁいい。
あったかいところへ行きたいなぁなどと思いつつ、寝床で焼酎を飲んでいるといつの間にか寝てしまった。
|