日々是迷々之記
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| 2002年04月01日(月) |
食後のコーヒー徘徊記・その後 |
アイスエスプレッソなどという物に手を出してほとほと懲りた私は、味がかちっと決まったものはどうだろうかと方向転換した。缶コーヒーをはじめとするコンビニプロダクツだ。
以前はコンビニ=茶店よりお手軽価格だったが、ドトールなどの台頭、ちょっと高級志向の缶コーヒーなどが増え、その価格差は縮まりつつあると思う。例えば、「ザ・コーヒーミルク」はウマイが、ドトールのアイスコーヒーと同じ値段なのだ。うまくて当たり前ではないか。
あと、「高原の石清水アンドレモン」のような入れ物に入ったシリーズもうまい。小岩井のシリーズなどは感動物だ。(たまに濃すぎるのもあるが。)だが、あれはめっちゃ少ないのがかなしい。それなのに130円とか140円。いいのか!これで!と行き場のない憤りを感じずにはいられない。
ということで、いわゆるフツーの缶コーヒーに行き着くのだ。
そしてコンビニでコーヒーの棚を見る。目に付いたのは「ダイドーデミタスコーヒー」である。キョシローと黒木瞳がCMをやっているあれである。キョシローは既に仙人化しており、15年前と同じくらいかっこいいし、黒木瞳もオバサンぽくないところがちょっといいなと思う。その、「ダイドーデミタスコーヒー」にはオマケが付いている。ミニカーだ。しかも雑誌「NAVI」のプロデュースらしい。トミカのミニカーでも360円なのにその値段の3分の1でコーヒーとミニカーゲットなのだ。迷わず購入する。
会社に戻っていそいそとコーヒー缶の上部に付いたプラスティックの入れ物を外す。中にはビニールに入ったミニカーと、ちいさな説明書みたいなものが入っていた。入っていたクルマは「トヨタソアラ2800GT」説明書によると「日本初となるデジタルメーター」が燦然と輝き、「ハイソカーブーム」を巻き起こしたらしい。
その説明書には全10車種のライナップもあった。日本の名車特集らしく、スバル360、ユーノスロードスターなどもあるようだ。むむむ。欲しい。しかし、ここに問題が発生した。
(それほど)うまくないのである。ダイドーデミタスコーヒーが。
別にまずくはないんだけどうまくもないというのが本音。伊藤園の水出し無糖コーヒーの方が数倍ウマイ。まぁ、缶コーヒーというのはそれそのものの味だけで売り上げが左右されるものでもなく、CMのイメージやそれこそオマケにかなり影響を受けるものだと思う。
というわけで、
余裕のあるとき→ドトールか、モスでお持ち帰り 甘いのが飲みたいとき→ダイドーデミタスコーヒー うまくて安いのがいいとき→伊藤園の水出し無糖コーヒー
あたりで決まりのような気がする。 いやはや、お昼休みのネタだけでかなり引っ張ってしまった。
が、次回はお昼の花見見聞録なのだ。
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