日々是迷々之記
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| 2002年03月30日(土) |
ビジネス街見聞録その3 |
その日はお弁当を持ってこなかったのでてくてくと歩きモスバーガーへ行った。
お店はそれほど混んでおらず、店内で食べることにした。注文するのは「タンドリーチキンサンドのオニポテセット」である。要はスパイシーな鶏肉を炙ったモノをはさんだパンとオニオンリング2個、スモールのポテトフライである。ドリンクもセットになっており、私はアイスコーヒーを頼んだ。頼み方がキモである。
「アイスコーヒーのMで。持ち帰りのコップに入れて下さい。」
これで私はフクロなしのアイスコーヒーを手に入れることができる。レジのおにいさんはハイわかりましたと私のレシートにかしかしとその旨を記載し、ドリンク係のおねえさんに渡した。ふふふふ。
かくして私はサンドイッチをつまみつつ、ブラックのアイスコーヒーを賞味していた。そして、食事が終わるとコップにはアイスコーヒーが半分ほど残っている。そこにおもむろにガムシロップ半分とミルクを投入し、今度は食事の後のコーヒーとして味わうのだ。
ふと隣のテーブルのお嬢さん2人組が立ち上がった。彼女たちもセットを注文し、食べ終わって帰るところのようだ。彼女らのトレーに目をやると、ドリンクを三分の一ほども残している。あの赤土混じりの土砂のような色は「アイスロイヤルミルクティー」に違いない。
モスのセットはアイスのドリンクに限り、SサイズとMサイズを選べるようになっている。どうせ残すんならSにしとくのが人の道というものだと思うのだが、食べ放題の店で食べきれないほど取る人と同じような人種に違いない。ちなみに私は残すのがキライだ。(だから太るのかもしれないけれど)
お造りの大根のけん、サンドイッチについているパセリはもちろんのこと、海老フライのしっぽ、パンのミミなど本体より好きなものもある。(でもそれだけ皿に山盛りだとそれはそれでちょっとアレなんだけど。)
しじみ汁のしじみはだしを取るためにあるから普通は食べないというのを知ったときは衝撃が全身を貫いた。なんて贅沢なんだろう。
話はそれたが、アイスコーヒーのお持ち帰りである。かくして無事お持ち帰りすることができるようになったが、最近は新たなお気に入りができてしまった。
それについては明日の日記に書こう。(いつまで続くんや、コレ)
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