日々是迷々之記
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| 2002年03月05日(火) |
どっこい、8メガADSL! |
ダンナさんが長期出張を終えて帰ってくるのを期に、ADSLを導入することにした。ケーブルも考えたが、問い合わせに関する返事があまりにもタコなので却下した。
出張先ではYahoo!BBを利用していたダンナさんによると、Yahoo!いまいち信用できないとのことだった。世間ではいわゆる「放置プレイ」で悪評を買っているようだが、ダンナさんは入会はすんなり、速度も5Mオーバーと、かなり恵まれていた。しかし、辞めるときに問題は起きた。
まず、「引っ越しをする場合はどうなるのか?引っ越し先でもYahoo! BBを使用できるのだが?」と問い合わせをしたのだが、返事が来たのはその1ヶ月後だった。
「(NTTの)収容局が異なる場合は解約後、新規のお申し込みとなります。」とのことだった。ルーターも返さないといけないらしい。申込金も勿論もう一度必要とのことだった。
しかも、そのメールが来た2日後、接続ができなくなった。月の最後の日の一日前である。「ゴルァ!」とダンナさんがYahoo!BBに電話で問い合わせると、10分ほど待たされたのち、こう言われた。「退会手続きには2週間ほどかかりますが、契約は今月いっぱいなので切断しました。手続きが終了したらメールでお知らせします。」
「メール環境なくなるんですけど、どうやって退会手続きが完了したかわかるんですか?」と尋ねるとこう言ったそうだ。
「えーっと、会社とか、インターネットカフェとかで受信できるんじゃないんですか?」
あのな〜、って感じである。ネット接続から足を洗う?ヒトとかはどうすんじゃい!と座敷牢に監禁して12時間ほどみっちり問いつめたいご返答である。なんでも、「サービスを安く提供するために、電話や手紙でのお知らせはやっていない」そうである。大したモンだ。
そこでダンナさんはマジキレしたふりをして、その恐らく派遣かバイトであるオペレーターのお嬢さんを涙声になるまで罵倒プレイして電話を切ったそうだ。本人曰く、「消費者の声が少しでも伝われば」だそうな。(^_^;)
結局、今、私が利用してるプロバイダから申し込めるADSLサービスを申し込むことにした。安くもなんとも無いけれど、お知らせやサポートには真面目に答えてくれるので信用したのだ。
開通するまでは内蔵モデムでの接続となった。
ホンの2週間ほどだろうが、やはりもうネット接続ナシには生きていけないのだ。新聞も取ってないし、テレビガイドも買わないし、テレビをろくに見ないので、ネットに接続しないと「明日の降水確率」も分からないのだ。
めんどくさ〜と思いつつ、我が家で唯一モデムがついており、なおかつ稼働しているマシンであるiMacのモデムを設定することになった。このマシンは買ったと同時にISDNで接続しており、モデムを使ったことがなかったのだ。初期不良だったらどうしようとハラハラしながら設定を探す。
が、ないのだ。カスタマイズしまくっているので、モデムなんか使わないや!ポイポイ!と設定をほかしてしまったようだ。それらしき設定を使用停止フォルダから引っぱり出して、入れ直して再起動してもどうにもダメである。これは再インストールしかないと思い立ち、「リストアCD」をおもむろにCDロムドライブに差し込んだ。
これが悲劇の始まりだった。この数分後に、全てのメールともだちを失うことを誰が想像できただろうか‥。
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