日々是迷々之記
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月曜日の朝はユウウツだ。昨日のいまごろはファミレスでお茶を飲みながらしゃべってたんだなぁと思うと、今が不幸のどん底のような気がしてしまう。ちょっとおおげさか。
ふと所長の大きな声が聞こえる。電話をしているのだ。相手は採用予定の女性のようだ。
その声はいつものようにでかく、丸聞こえだ。勤務の条件から給料の額まで。その額は私の約半分で素直にビックリした。一人暮らしは絶対出来ない額だ。噂によると、英語に日本語、フランス語までできるらしい。
就職したことがないのでよくわからないが、それだけ能力あるのにそんなに安いのだろうか?まぁ、仕事は能力だけではできない面もあるが。
もうひとつ、聞き逃せなかったのが、「3ヶ月は試用期間」という話だ。例によって適性を見るために3ヶ月は社員扱いにならないそうだ。そして、試用期間中に辞めるときは退職願を書くのが条件だと言っていた。う〜ん、何でかは不明だけれど、策略めいたものがあるような気がしてしまう。
彼女は2月から来るそうだ。さて、どうなることやら…。
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