日々是迷々之記
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2002年01月27日(日) 北を向いて行こう

目覚めると8時を少し過ぎたくらいだった。トイレで身支度を済ませた。カウンター型のキレイで大きな洗面台で非常に使いやすい。道の駅の建物を見ると、雨まじりにも関わらず、にぎわっている。ダンナさんとつれもって見に行った。

そこでは地元の人たちが野菜、お菓子、漬け物などを売っていた。見ると非常に安くて新鮮そうだった。すかさず、水菜、はくさいのぬか漬け、ジャガイモドーナッツ、モロコの甘露煮などを購入。「立ち寄ってくれて、どうもすんません。」おばあさんがひとつひとつ丁寧に袋に入れてくれる。「また、寄って下さい。」ほんの500円ほど購入しただけなのに、気持ちのいい対応だった。試食したジャガイモドーナツの味をかみしめながら、「また来ます。」と心の中で言いつつ会釈してその場を離れた。

クルマの結露が取れるのを待って、走り出した。とりあえず腹ごしらえということでファミレスの朝ご飯を食べることにした。かりかりのベーコンに目玉焼き、コーヒーというアメリカ〜ンな朝食が食べたかったのだ。が、しかし、たまたま入った店は朝食メニューはなく、目玉焼きハンバーグとでっかいサラダを食べた。ドリンクは飲み放題でお腹はグプグプだ。

ふと窓の外を見ると、雨が降っていたと思ったら、小降りになり薄日が射し、かと思うと、木々を揺らすほどの突風だ。あんまりドライブに良くないねぇと私が言うと、こっちはこんなもんやでとダンナさんが言った。そうなのか。私が住んでいたカナダの町に似ている。一日に四季があると地元の人はよく言っていたがまさしくその通り。

クルマに戻り、今日の目的地は滋賀県北部ということにした。もう3年前になるが、その時に来た農業公園と、そこに続くポプラ並木を見に行くのだ。クルマは快適に湖岸道路をクルージングしてゆく。湖には海のように白波が立っている。雨は真横に降るほど風が強い。それでもフォレスターは振られることなく思い通りのラインをトレースしてゆく。安定感があって怖くない。

残念ながら、途中で道は雪のため通行止めだったので、行き当たりばったりに走ってみることにした。外は雨。目的はない。のんびり行くのだ。結局郊外を散策し、雨のため写真を撮ることもできなかったが、クルマの楽しさは充分分かった。これからどこへ行こう?気負うことなくそう思える。

来週は天気が良かったら淡路島に行くことにした。一説には「日本列島から琵琶湖を切り抜いた土地が、淡路島」と言われているが本当だろうか?確かに外周の長さは似たようなものらしいけど。


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