日々是迷々之記
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2002年01月26日(土) フォレスターがやってきた

昨晩、夜中にダンナさんが帰ってきて、朝10時頃クルマを引き取りに出かけた。私は3合のゴハンをきゅっきゅとオニギリに丸めて、魔法瓶にお茶を入れた。今日はクルマ、「フォレスター」がやってくるのだ。

2時間ほどしてダンナさんが帰ってきた。にこにこしている。「あのなぁ、運転するのオモロイで。クロカン四駆とはえらい違いや。」結婚前にビッグホーンというクロカン四駆に乗っていたので感動もひとしお!という感じだった。

早速、お弁当、寝袋、マットを積み込み、CDラジカセも乗せる。予算の都合でナビ類、ステレオ類はない。夏くらいにはHDDナビをゲットしたいが。らんらんと走り出す。むむ、確かにすごい。4000回転くらいでぐぃ〜んと加速。シートに押しつけられるような感覚だ。シフトストロークも短く手首の返しでクキクキとギヤが入る。ダンナさんご満悦〜だ。なんでもビッグホーンのシフトは「バスみたい」で腕全体で動かす感じだったそうな。

しかし、大都会は甘くなかった。昼過ぎに大阪を出発。クルマは遅々として進まない。50キロほど離れた京都に着いたのは4時間後のことだった。よくこの道はバイクで通っていたのだが、夜中か明け方にしか通ったことが無く、昼間はどうなっているのか知らなかったのだ。高速を使えばヨカッタねと思うが後の祭り。ダンナさんは疲れて死んだサカナのような目を半開きにしている。

滋賀へ入ると道はルンルンに空いていた。国道は避けて、湖岸道路へ。対向車はたまに来る程度。しかし、街灯がないので60キロでクルージング。適度にワインディングがあるので、目つきがイキイキしてきた。

なんじゃこんじゃで目的地に着いたのは11時過ぎ。結局モスで食事をして、セブンイレブンでつまみを買い、道の駅に泊まることにした。

リヤシートをたたみ、キャンプ用マットを敷き、寝袋をおく。室内高は思ったより高く、ダンナさんがあぐらをかいて余裕で座れる。快適だねぇといいつつ、家から持ってきたバーボンで乾杯。

夜中の2時を過ぎた頃から雨足が強まってきたが、フォレスターは力強く踏ん張り、疲れた飲んだくれは横風の中安眠することができた。テントより快適だった。明日はどこへ行こうか。


nao-zo |MAIL

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