日々是迷々之記
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2002年01月24日(木) 品定め

またまた会社ネタである。やはり一日のうちの10時間は会社にいるのでどうしてもこうなってしまう。

今日は3人の面接をした。20代の女性ばかりだ。そして、いつものように目を三角にしてパソコンに向かってがしゃがしゃやっていると、所長がもうコートを着てマフラーを巻き、椅子にもたれかかってギコギコやりながら他のおっさんとしゃべっている。

「21才と24才と26才、どれにしようかなぁ。やっぱ21才か。給料安くていいしなぁ。」

私はまたもや聞き耳モードである。履歴書を見ながらこうもほざいた。

「この子、えらい字キレイやなぁ。中国語とフランス語もしゃべれるんやて。ええなぁ。趣味は料理やし。」

すごい、すごすぎる!人選というのはこのようにして行われるのだ。この会社では。料理が趣味でもアンタに食わせる機会は無いと思うが。やはり女は付加価値なのか?と思いつつ、私は職安経由ではなくてよかったと思った。

派遣だと、相手先企業に履歴書は渡さない。そのかわり、資格、簡単な職歴が渡され、実際の面接で自分自身をプレゼンするのだ。私は言うことだけは立派(^_^;)なのでこういうのが得意だ。履歴書だったら落ちていたと思う。字はでかくて汚いし、学歴は怪しげ、職歴は書ききれないほどあるし、趣味はオタ系とアウトドア。採用の際は、学歴や職歴にブランクがあると嫌われるらしい。

来月からそのうちの誰かが来るだろう。でも多分、長続きしないと思う。その理由は明日。


nao-zo |MAIL

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