最後のキスは煙草のflavorがしたニガくて切ない香り誰も信じてはいなかった。家族も友人も。僕自身さえも。信じられなかった。カミサマを裏切った僕も含めた全てを。カミサマしか信じられなかった。カミサマさえ信じられればそれでよかった。ただそれだけだった。腕を切りたい。死にたい。そんな勇気もないくせに、そんなことばかり考える。出来もしないくせに。息が苦しい。息が出来ない。呼吸困難に陥りそうだ。