子犬日記
むかしのことちょっと前ちょっと先


2004年11月07日(日) PLUTO 1巻 (小学館)

『PLUTO』001 (小学館)
浦沢直樹+手塚治虫で『鉄腕アトム』の有名エピソードを
語りなおすヲトナ向け漫画である。
隣家からなりゆきで借りてきた『ゴルゴ13』(……)の腰帯カバーに
宣伝が載っていたのを見つけて、
「これボクも読んでみたいんだよね」
(ゴルゴではなくプルートゥのことだ)
といいだしたので、ちと考えた。
原作はまあ、あのアトムだし、小学三年生ならちょうど
ストライクゾーンなのだろうが、劇画だし…
ジャン■系少年漫画以外の漫画表現作法にもまだなじみがないので、
うまく読めるのかどうか、と迷いつつ本棚から出して広げてみたら、
漢字にぜんぜんルビふってないよコレ(爆)

とにかく貸してみた。
ときどきこちらに質問しながら、面白い面白いと読んでいるが、
わかってるのかどうかはとても疑問。
漢字は類推しながら読んでいるのだろう。むかし犬もよくやった。

犬の家ではヲトナ向け漫画と子供向け漫画は峻別しているので、
自分用に買ってきた漫画は内容はどうあれ子犬には読ませない。
自分用を譲ったのは、この作品が初めてということになる。

彼は、たぶん五歳くらいから『ONE PIECE』を読んでいるが、
最近になってやっと物語の面白さを理解しはじめた模様。
先日出た35巻も夢中になって読んでいた。
ナミとサンジが仲間になったころ以来のごたごたである。
O田氏は、風雲急を告げる展開がうまいな。


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