りとるのひとりごと。
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怖い病院の続きを。
結局軟膏と頓服の抗生剤を貰い帰宅。 息子が頓服に抗生剤???と不思議がった。
セカンドオピニオンをどこにするか、これはもう悩みに悩んだ。
お尻の良い病院ないですかねえ、なんて相談、 そとではない絶対出来ない。
なのでひたすらネットで調べた。
怖い病院も、そもそもネットで調べたところだったので、 余計に慎重になった。
電話もしてみて、感じの良い対応かどうかも確認した。
で、有給休暇を取りいざB病院へ。
車で約1時間、隣の隣の、そのまた隣の街だ。
ナビが無ければ到底行けないようなところ。
住宅街の中にひっそりとB病院はあった。
問診票に、 「肛門周囲膿瘍で、すぐに手術が必要と言われたが 不安なので診てもらいたい」と記入。
いざ診察。優しそうな男性の先生。
お尻見せるの本当にしんどいわ。 産婦人科の内診といい勝負だぞ。
私が書いた問診票を見た先生が一言。
「ああ、これA病院ですねー」
ええ〜!?
隣の隣の、さらに隣町まで知られているとは!
どこで診てもらったか一言も言ってないので、 余計に驚きボーゼンとしてしまった。
診てみますね、って事で診察。
「…別に膿瘍も無ければ、痔もないですよ」
へ?
「ちょっと擦ってしまったんですね。 炎症を抑える飲み薬と、塗り薬でいいかなーと思います」
「もちろん手術なんて全然する必要ないですよー」
ほあああ。
なんなん、なんなんだあああ。
A病院で払った3千円返せええ。
「本当に痔とか膿瘍なら、痛くてたまらないですから。」
「確かに座ってても痛みは全然無いです…」と私。
「まあ、また本当になったらいつでも来てください」 と先生にっこり。
家までの1時間、ずっとA病院への恨み節を 運転しながらブツブツ呟いていた…のだけど、
無理ないよね?これって。
てことで、数日薬飲んでたらすっかり良くなった。
ホント怖い。 ネットを駆使出来ない高齢者が食い物になってる。
息子も話を聞いて怒り心頭のようだった。
そりゃそうだ、親が緊急手術で、 付き添いが必要だって言われてたんだから。
…ということで、 これからも医療機関にかかる時(特に初診)は、 気をつけないとなあ、と思った出来事であった。
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