りとるのひとりごと。
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職場の友人が癌になった。
急に体調を崩して入院した、というメールは貰ったのだが、 割と身体が丈夫じゃない人なので、また過労かななんて 軽く考えていたのだが・・・。
手術になりました、とメールが来たので慌てて花を贈り、
何の病気?とも聞けずに、退院したかな・・なんて思っていたら、
「卵巣癌でした」とメールが。
全身の血が凍りついたかのようで、呆然としてしまった。
私自身も相変わらず自律神経の調子が悪いので、 点滴をしてからその足で花を持って病院に駆け込んだ。
もともとスリムだった友人は、小枝のように細くなって 頬がこけて別人のようになってしまっていた。
その晩、ショックが大きくて全然眠れず朝を迎えてしまった。
どうしてこんなことが・・・。
今日も病院へ行ったが、抗がん剤の点滴が始まっていた。
子宮も卵巣もリンパも、全部摘出したそうだ。
腹水も溜まっていて、そこにもがん細胞があったらしい。
腹痛で病院へ行くまで、ほとんど自覚症状が無かったと言う。
何だか話を聞いても実感が沸かず、これって現実?と思ってしまう。
私の話を聞いた母は、乳がんを患った経験もあってか、 1回しか会ったことのない彼女の気持ちを思って号泣していた。
私の体調の悪さや母のリスカはどこかへ吹っ飛ぶ勢い。
このショックは当分尾を引きそうで、毎日頭から離れない。 (職場では私しかこのことを知らない)
どうか1日も早く、元気な彼女に戻れますように・・・。
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