りとるのひとりごと。
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2009年08月21日(金) 一日って、大切。

食べ物が喉を通らなくなってきた。

いつも胃の中に鉛球が入ってるみたい。

自律神経の薬はずっと飲んでいて、
ちょっと眠れるようにはなってきたんだけど・・・・。

胃以上に重いのが気、だ。

癌と闘う友人のことが頭から離れない。

今日、一旦退院したとのこと。だがすぐに再入院して
抗がん剤治療をするそうだ。

職場の仲間に伝える役目を担ったので、
今からどう言おうか考えあぐねている。

最初は隠していくほうがいいかも、と思ったのだが、
「仕事に行けば、髪の毛全部抜けてるしバレちゃうと思う」
と友人に言われハッとした。

そうか・・言わずとも聞かずとも、身なりで分かってしまうんだ。

ということで、全摘は言わないで、がん治療をしている、
とだけ伝えることにした。友人もそれがいいかも、と。


それにしても、3年前に同じ病院で大好きなお父さんを癌で亡くした
ばかりの友人・・・お父さんが呼んでるのかな・・。

でも、旦那さんに続き娘まで大病になってしまったお母さんの
心痛やいかに、と思う。

以前会ったときより随分痩せられていた。



母は乳がんから4年たった。放射線治療のみで
投薬は薬代が高い、と拒否したのだが、何とか元気だ。

このまま何とかせめてあと10年は、と思う。

いつか必ず別れは来る。

それは誰しも経験することだ。

親とも、子供とも、友人とも、いつか別れる。

人生は本当に厳しい。

生きるって、必死だ。


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