りとるのひとりごと。
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| 2008年12月09日(火) |
読書総括。偏りすぎてます(自爆)。 |
今年のベストミステリーが発表されるこの時期。
いわゆるミステリーランキング本を、かれこれ12年前から 買っている私。
3年前からは「本格ミステリ」のランキング本も買っているので、 書棚の一角はこれらの本で占拠されている。
今年も楽しみに買ってみた・・が、結果が予想通りで ちょっと面白くない(爆)。
うーん、「このミス」はゴールデンスランバーかあ。
でもって「本格」の方は、三津田さんの刀城シリーズ。
・・・目新しくない・・・。
でも、この手の本で、今年どんな本が出たのかをチェックして 図書館で借りまくる私には、やっぱり重宝。
片っ端からハードカバーを買うなんて芸当、できませんから。 (ホントはやってみたい・・・書斎欲しい)
ということで、
私も、今年読んだ本を総括してみようかと。
名づけて! 「りとるのミステリーランキング、略して『りとミス』!」
・・・・。
・・。
私の場合、出版年はバラバラ。とにかく今年読んだ本。 ひょっとして去年の年末に読んだのもあるかもしれないけど、 (もう何冊読んだか、何を読んだか訳わかんない・・) 印象に残ってるってことで、あげてみることにした。
第1位 赤い指(東野圭吾)
第2位 向日葵の咲かない夏(道尾秀介)
第3位 新世界より(貴志祐介)
第4位 シャドウ(道尾秀介)
第5位 骸の爪(道尾秀介)
第6位 片目の猿(道尾秀介)
第7位 乱鴉の島(有栖川有栖)
第8位 厭魅の如き憑くもの(三津田信三)
第9位 首無の如き祟るもの(三津田信三)
第10位 ソロモンの犬(道尾秀介)
次点 UFO大通り(島田荘司) 双面獣事件(二階堂黎人) 陽気なギャングの日常と襲撃(伊坂幸太郎) 銃とチョコレート(乙一) ナイチンゲールの沈黙(海堂尊)
などなど。
評判が良かっただけに残念なのが、
女王国の城(有栖川有栖) チーム・バチスタの栄光(海堂尊) ジェネラル・ルージュの凱旋(海堂尊) 狐火の家(貴志祐介) ゴールデンスランバー(伊坂幸太郎)
といったところかなあ。
あと読んだ本は、印象にも残らず(爆)。
今年は漫画で今市子さんにハマったしなあ。 あまり本を読んでいないかもしれない。
えーと、残念なほうからちょっとコメントを。
女王国は、評判が良すぎて期待大だったので、 こんな退屈とは思わなかった・・(涙)。 本格ミステリ好きなんだけど、中だるみを何とかして〜! こんな分厚い必要、ないんじゃないの?!
海堂サンは、今乗りに乗ってる作家なんだろうけど、 あまり文章が上手くないと思う。まだまだ修行中? グイグイ引き込んでくれないので、こっちはダルダル。 退屈な解説、退屈な会話、途中で何度も寝そうになった。 ジェネラルなんて完全に斜め読みしちゃったよ。 どれもこれも、白鳥が出てるとこしか面白くない。 医療ものの専門用語をバンバン出してくるのは別にいいけど、 だったらもっと上手い文章で書いて欲しい。 ・・って、偉そうな私(爆)。 伊坂幸太郎の本読んで勉強してねん。
でもって、ずーっと贔屓にしてた伊坂さん、 ついに今年ブレイクしたなあ・・・おめでとうございます。 ずっと応援してたから感慨深いわ〜。
「重力ピエロ」が一押しな私には、「ゴールデン・・」は ちょっと好みじゃなかった・・この人独特の、 「爽やかな読後感」が無かったんだもの。
むしろ虚しくなっちゃって。
でもやっぱり文章は上手い。上手いなーといつも感心しきり。
これからもますます頑張ってください。 でも東野圭吾を追わないでね(爆)。
でも、今回東野さんを1位にしてるんだなこれが。
今年一番の贔屓作家、道尾さんを差し置いてだよ(笑)。
理由は簡単。
今年唯一、読みながら泣けてしまった作品だから。
「東京タワー」にちょっと通じる感じかな。
東野さんはストーリーの持っていきかたが上手い。
でもって、クライマックスの盛り上げ方も凄い。
「ガリレオ」シリーズが一般にウケてるけど、私は断然こっち。
だいたい湯川学が福山雅治って・・笑えるなあ。
2位と3位は私のお気に入り作家さん。
道尾さんは、今年一番の収穫かな・・この人は「騙しのテクニック」が 上手いなーと思う。何度騙されたことか(笑)。
文章もざっくばらん?!で読みやすいし。
こういう書き方もあるのかーと、唸らされる作品が多い。
どの作品も面白い。ランキングの常連なのも納得。
貴志さんは「黒い家」で有名になったけど、 その後の作品も私は好きだなー。「硝子のハンマー」とか。
今回、図書館の書棚に「新世界より」の上下巻が どどーんとあったときには、その厚みにのけぞりながらも 躊躇無く手に取ったもんね。
なんせ上下巻で千ページ軽く超えてるんだもん。
こりゃ読了に何日かかるだろうなあとため息交じりで読み始めたが、 そんな心配なんてバカらしかったと思うほどの面白さ。
グイグイ引き込まれぐんぐん読み進めたので、 なんと2日で読み終えてしまった。いや、もっと読みたかったかも。
続きが気になってソワソワしちゃったもん(笑)。
最初は「SFファンタジーかあ、苦手かも・・」と思っていたけど、 とんでもない、もういろんなジャンルが盛りだくさん盛り込まれて、 まるで「宝石箱や〜〜」って感じ(褒めすぎ?!)。
まあ、「このミス」にランクインしてるのは納得ですな。
来年は、道尾・貴志・伊坂氏の本は当然全部読むとして、 出来れば東野(図書館で借り難くなった)、宮部、綾辻、 二階堂、京極、乙一氏あたりの新作を読んでいこうかなと。
あ、図書館で予約した 「カラスの親指」(道尾)、「山魔の如き嗤うもの」(三津田)、 「堕天使拷問刑」(飛鳥部勝則)が来てる〜。取りにいこ。
・・・しかし飛鳥部さん、好きな作家なんだけど、 今回のタイトル、借りにくいっす。表紙も表紙だし(汗)。
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