りとるのひとりごと。
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2002年04月16日(火) 棚卸し〜愛人編

今日も息子は早く寝た。
長い夜、うれし〜。ニコ。


んじゃま、棚卸し、いってみまひょか。
ちと長いのですびばしぇん・・。

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父の愛人による嫌がらせは、私が中学の頃からと記憶している。

毎日毎日、気が遠くなるほどの無言電話。

電話が鳴る音が恐怖に思えるのに時間はかからなかった。

たいがいは、出ると無言で切れる。
が、たま〜に、ずっと無言で切らない場合があった。

受話器の向こうから、かすかにテレビかラジオのような音と共に、
相手の息づかいが聞こえてくる。

鳥肌が立った。

相手はこちらを知っている。
けれど私は相手を知らない。
恐ろしかった。

時には、相手が声を出す時があった。

「お父さん出せ」

しわがれた女の声だった。

「出せって言ってんだよ!!!」

怖くて涙が出た。

父を呼ぶと、父はためらいもなく受話器をおろした。

私は激怒し、泣き、父が謝りにくることもあった。

・・謝るくらいならやらなきゃいいのにと、今は思う。


昔は今のようなナンバーディスプレイとか迷惑電話撃退設定とか
何も防御手段がなかったので、夜中は受話器をあげっぱなしに
したこともあった。

が、相手は116に電話をし、NTTは恐ろしい音を受話器に
送ってくるのだ。この音は本当に怖い。
NTTまでもが敵に思えた頃だった。

私は大学の4年間、家を離れたのでその間は害を受けなかった。

一番受けたのは9歳年下の弟だった。

小学生だった弟は父の愛人のストーカー行為ですっかり精神が
参ってしまい、不登校になった。

母は弟と精神科に通った。

私が実家に帰って住むようになってからもいろいろあった。

電話番号を変えても無言電話はおさまらなかった。

父が相手に教えているのだからなくなるはずがない。

私と母は何度か電話の内容をテープに録音した。

「許さない・・・おまえのせいで私の家庭はメチャメチャだ・・」
「死んでやる・・!!!」

実際うちに電話をしながら手首を切ったこともあるらしい。

私は一日も早く家を出たかった。

仕事上でも悩みをかかえていた私は、精神安定剤が手放せなかった。
夜は誘眠剤なしでは眠れなかった。

ダンナと結婚が決まったときは、これでやっと幸せになれると
嬉しくてたまらなかった。

その頃も父の愛人は家の周りをウロウロしていた。
無言電話の女とはまた違う愛人。

父のような不器用な男が愛人2人だなんて、笑っちゃうよ。



私はこの愛人2人それぞれと相対することになったのだが。
母と弟を守れるのは私しかいなかった。


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