闇の底に...Cuckoo

 

 

取り返しのつかない言葉 増幅する憎しみ - 2001年08月31日(金)

言葉のあやというのは
きっと
本心なんだろう

1度目の浮気をされたあと 私は奴を信頼できなくなっていた

信頼や尊敬 
結婚生活だけに関わらず 職場での関係 友達との関係 恋愛でも
とても大切なものだと思う。
2回目の浮気はそれから1年半後だった。
またもや 飲み屋の女。
その時奴は言った。

お前といても子供といても その人のことを考えてしまうから
お前らがうっとうしくなる。

そう言って 家を出て行った。
しかし 何度も家に遊びに来ては 
離婚する気はない と都合のいい事を言っては又どこかに行く。
うんざりだった。
なんて男というのは 自分に都合よく生きれるのだろう?

しかし その彼女ともすぐ終わったようだった。
私の祖母の実家に遊びに行く時に、母に誘われて一緒についてきた
そして 帰宅した時、そのまま何事もなく 我が家に戻ってきた。
しかし
私はもう愛してなかった。喧嘩が続く。
ある日 もう本当に別れたいからと言った。
そうしたら くびをしめられた。
奴は今で言う 逆切れ をよくしていた。
奴に対して恐怖心以外はもうなかった。
何度死のうと思ったかもう数え切れなかった。
そして 寝ている子供をみて 思い直す。
パパ〜 と言って やつに抱きつく子供を見て
離婚を思い止まる。
ガンバロウ ダイジョウブ マダイケル

ある年のゴールデンウィークの初日
祖母が倒れたと電話があった。両親は慌てて車で7時間の祖母の家に向かった。 私達は 後から行った。その時は 死ぬのは時間の問題と言われた。
しかし 祖母の命はぎりぎりの所で保たれた。
植物人間
せめてゴールデンウィークだけでも 親戚中が集まって様子をみる事にした
わたしはおばあちゃんが大好きだった。
すこしでも側にいてあげたかった。
例え意識はなくても 声がきけなくても

その時奴はこう言った 笑って
「俺のおばあちゃんじゃないんだから 死んでも関係ないけど
 ここで帰るって言ったらやらしいから いるだけだからな」
そう私に言ったんだ。
今でも忘れれない その瞬間の奴の顔 声 話し方

その日以来 私には奴の声が嫌いになった
存在が 
不完全に憎んできた奴。

悲しみはいつしか憎しみになり
そして私の中に闇を作り出した
いや 元々もっていた闇が いっそう 深い霧に覆われた
どうすれば 言葉の剣から自分を守れるか
どうすれば 自分の心を保てるか
どうすれば 自分を取り戻せるか

もう分らなくなっていた

ねぇ神様 もしいるのなら
奴を殺してください
できないのなら
私を連れて行ってください

そう願っても 
私は生きていた
全身に言葉の刃を受けつづけながら







憎しみの中にいた 今でも



...




↑投票ボタン
もしよかったら投票お願いします。水鳥の力の元になります。

My追加
 また読んでくれますか?マイ返しはしない事にしてますが必ず読ませていただきます。

 

 

 

 

INDEX
past  will

Mail BBS