幻想の「愛ある生活」と現実の「苦痛の生活」 - 2001年08月30日(木) 愛が欲しかった 自分の居場所が欲しかった どうしても。 まずは 結婚して間もない頃の奴の話。初めての浮気の話しをしよう。 私が結婚したのは 19歳になったばかりだった。 奴と1年半ほど付き合い、そして妊娠。 両親には反対されなかった。 当時トラックに乗っていた奴と付き合いだしたおかげで 奴の仕事に行く 時間である 夜10時前後には家に帰宅するようになっていたから。 それまでは なかなか家に寄り付かなかった私。 両親にしてみれば 奴のおかげで「まとも」になったと思っていたのかもしれない。 私は自分の居場所が欲しかった。 愛ある生活が待っているんだと、永遠に続くんだと思ってた。 2人目を妊娠した頃、奴は水商売の女と付き合いだしてた。 そして、私に辛く当たりだした。 いろんなものを投げつけてきて、あまり帰宅しなくなった。 そして・・・子供にまで殴ったりするようになっていた。 奴は 私に別れる気はないと言った。 私とも、彼女とも。 2人とも好きだから こんなセリフはよく小説にでてくる。 下らない 頭のまわらない奴が得意とする言葉。 呆れた。 2人ともすきな割には 私に辛くあたる。 同じ部屋で同じ空気を吸うのも嫌だ なんて言われた事もあった。 トラックに乗っていた当時は、夜中に家を出て、途中彼女を乗せ仕事に行っていた ようだった。 休みの日に 昼起こして昼食兼朝食を用意しても 2時間ほどは起きない。 起きて おかずが冷めていると、ごみ箱に捨てられた。 しかし、起きてから用意しようと思っても、できていないといって 怒鳴られた。 雨で作業着が乾かないと怒鳴られた。夜中中ドライヤーで乾かさなくてはいけなかった。それでも 自分はここにいるしかないと思っていた。 泣いても意味がないことはわかっていた。 だから泣かなかった。誰にも頼りたくなかった。 子供は自分で守ろうと決意していた。 孤独だった。 この頃から確実に始まっていた。 孤独と恐怖との戦い。 そして 薄れ掛けてた人間に対する嫌悪感 深い深い憎しみに落ちていった瞬間 ...
|
|