集団心理の怖さと私のずるさ - 2001年08月26日(日) 集団で行動することには いい事もあるが それと反する悪の部分があり その悪はもっとも醜いものではないだろうか 集団行動が苦手だった。小学校の頃から。 集団で移動する。集団で遊ぶ。集団でトイレに行き、集団で人を苦しめる。 そんなのくだらない。 人は一人では何もできない。しかし 人が集まれば 今までできなかった事ができるようになる。 全ての人が戦争を嫌えば、反対すればなくなるのかもしれないし 全ての人が環境を意識すれば この消えかかった地球の命も救われるかもしれない。 しかし、そんな大きな世界を考えれないのが人間で もっか 集団行動は学校や職場でその力を発揮する。 一人の人間が誰かを嫌えば、その仲間達が喜び勇んで現れて いじめに発展するんだろう。 一人では言えない言葉も、人が増えれば増えるほど大きな声となり 悪を正義と替える力を生み出す。 あまりにくだらない事だが それが現状で、 たった一人の力では もはや替える事などできなくなる。 小学生の時、ほんの一時期だけ苛められた。 理由は今でもわからないのだが、悲しかった。 しかし自分でなんとか打破した。 違うな・・・自分が悪になる事で 苛めてた相手を押さえつけた。 その時に気がついた。 集団の心理は、みんなの意思でなく、一人の中心となる人間の意志なんだと。 それからは、集団行動が嫌いになった。集団の意思に沿わないようにしていた。 それはまた 孤立する原因であったのだが、もはや人間なんて信じてない 私には、どうでもいいことになってきていた。 集団心理は怖い でも私は 時としてその集団心理を利用してしまう。 一人の人間を嫌ってしまった場合 その集団心理で排除しようとする。 悲しい事か、その行動が 失敗した事はない。 そんなずるくて下らない私の底を みんなは見抜いているのだろう。 だから私は誰からも愛されないのかもしれない。 ほら あなたも私を嫌ったでしょ? ...
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