哀しい現状 受け入れる勇気 - 2001年08月21日(火) 自分を見つめるには過去を見つめる必要がある 今の自分は過去に作られる でも 後ろを向いてばかりはいられないんだ もう10年くらい前に付き合ってた人 私が16くらいの時で その人は確か・・・6つくらい上だったような。 元ホストでその時はバーのマスターだった。 店はパトロンのおばさんに金を出してもらっていたそうだ。 元彼・・・かずやは パトロンのおばさんが4人もついていた。 しかもその内の一人と一緒に住んでいたらしい。他にフィリピンの女3人とも付き合っていた。 「日本人の若い女はお前だけだから」 なんて 嬉しくも無い言葉を誇らしげに話していた。 私はこのかずやから いろいろ叩きこまれた。 口癖のように 女は利用しなくては など言っていて どうやって金をもらうか 利用するか 甘え方から繋ぎとめかたなどを 毎日毎日聞かされてた。 あ〜 でも私が余りに年下だったためか 私から金を取ろうとはしなかった。 かずやの中では SEXもする師弟関係とでも思っていたのか ばかな男だった。 私は毎日そんな話しを聞いていたが その中で自分で考えた。16歳の子供なりに。 男はなんてずるくばかで くだらない動物なんだろう 女はなんて惨めで単純で 意味の無い動物なんだろう 欲望と策略と 略奪 戦いの中にいるように思えた。 目の前でパトロンのおばさんに甘える自分の彼氏を無表情で眺めなくてはいけなかった。 ワタシダケヲアイシテホシイ そんな言葉はあまりに下らない言葉だった。 一緒にフィリピンクラブの女のアパートにも連れて行かれた。 他の女を抱きしめる姿を当たり前の様に眺めた ワタシダケヲヒツヨウトシテホシイ そんな感情はもう無くなっていた。 ある時 私の2つ上の友達にまで手を出していた事を知った。 しかし それすらも当たり前の様に思ってしまう自分がいたんだ。 別れた原因は その女の事。しかしその女と関係を持った事じゃなかった。 「 ええ声してたぞ 」 そんな事を平然と話すかずやが気持ち悪くなったからだった。 こいつ・・・おやじみたい なんて思って別れた。 かずやと付き合ったという事で私は大きな心境の変化があった。 信じると裏切られる。男はみんなそんなもの。 そして作り笑いが当たり前の様になった。それは多分今でもそうだと思う。 今から2年位前 かずやから電話があった。 始めは弟が私の友達と付き合ってるんではないかという疑問からかけてきたと 言っていた。でもその友達は1年も前に結婚してたし・・・ その後 延々2時間 家族の話や過去の話しをしていた。 現状を聞いたら今もヒモ生活を送っていた。変わってない 「どうせ1999年の夏にこの世はなくなるからさ」 なんか哀しくなった。 間違った社会とはいえ 私にいろいろ教えてくれた人 その人は 世界が終わるのを期待して生きていた。 残念ながらこの世界は終わることなく いまだ混沌のなかを進んでいる。 今彼は何を思って何をしているのだろう 今私は何を思って生きているのか どれだけ毎日書いても足りない たった一人の人として必要とされたい 信頼されたい 信頼したい どうしても手に入れたい だけどいまだに人間を信用できない ドウセアナタモウラギルンデショ? ...
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