amatelasuの日記

2012年03月13日(火) point of noreturn

気持ちはすすまないが、今日は日記を書かざるを得ないだろう。

いま、僕は分岐点にいる。
それは間違いない。
転勤すること自体が分岐点なのではなく、それを自分がどう受け止めるかが分岐点なのだ。

まず、正直な気持ちとしてはショックだった。
連載を打ち切られた漫画家の気分が、これなのだろうか。
前振りがなさすぎて、どう反応すればいいのかわからない。

そして、それに反発するだけの体力もない。


大阪に帰ってこれるかどうかは、仕事的にも精神力的にもわからない。そこまでの行動力が自分に残るかどうかもわからない。ただ流されるだけのサラリーマンになってしまうかもしれない。それは怖い。

けれど、僕を飲み込もうとしている大きな流れに、たった独りで立ち向かうだけの勇気が僕に残っているのだろうか。確信が持てない。彼女とは相変わらず感じなときに限って連絡が取れない。

ここ半年ほどは何も感じなく、孤独に対する感覚が重く鈍くなって、表面的な心の動きは見えにくくなっていたのに、久しぶりに涙が表に出てくる。それでも泣くだけの精神的な体力が足りないような感じはある。


要するに、僕は独りで生きていけるだろうかという心配と、今の疲れた状態で12年ぶりにまったくの未知の土地への移動がまともに出来るだろうかという心配をしている。

そして、大阪に何か残していけるものがあるのだろうかと、自分の生きてきた意味があったのだろうかと、不安でいる。


 < 過去  INDEX  未来 >


amatelasu [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加