なんというか、自分の本当の気持ちをぜんぶぶちまけても大丈夫な相手が一人もいないというのは、つらい。つまり、僕はいまだに僕という存在を許してくれる相手を見つけられずにいる。
彼女は僕という存在を許してはくれなかった。それは僕が死に到る病に陥るに足るトラウマとなっているにちがいない。
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思考能力が奪われるほど仕事に全てを吸い取られて、家に帰って一人になると傾く心をどうにか立て直して、嫌々ながらも仕事を続けざるを得ないので、どうにか出勤できるだけの状態には立て直す、というサイクルの日々。その先に何か未来が見えるわけでもなく、みせかけの希望を捏造してやり過ごす日々。
こんなののためにがんばってきたわけじゃない。 もういやだ。 やめたい。 もうじゅうぶんがんばったじゃないかと、誰かに慰めてほしい。
それが今の僕の偽らざる気持ち。
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