2002年01月10日(木) |
ヌルイ生活はもう十分だ。 |
ヌルイ生活はもう十分だ。 休憩は終了した。 早く走り出したい。
バイクの無い生活はあまりにも無駄が多い。 電車に乗ることがその最たるものだが、それ以外でも無駄が多い。 無駄が多い、と言うよりも耐える時間が長い、と言ったほうがいいかもしれない。 ボクのあらゆる衝動とか欲求とかを解消するのに、どうしても走る方へ心が向かってしまう。 トボトボと一人歩いている時間など、ボクには必要ない。 物思いに耽るのは授業中だけいい。 ボクはもっと速く、もっと先へ行きたい。 ボクにまだ若さがあるのなら、生き急ぐ。 人生を急ぐ天才のように、ボクもその高みへと、いけるなら速く行きたい。 だから、こんな充電期間としか言えないヌルイ生活はもう十分だ。
ただ、ちょっとだけ免停でよかったことがあった。 それは、Kさんと駅までだけど、二人で歩けた事だ。 けど、緊張してしてしまって、主に話をするのがKさん、という状態。 相変わらずの不甲斐なさ。 でも、とりあえず凹まずにはいれたので良しとしませう。
それにしても、時間と蓄積は比例しないものだと実感する。 薄いのならばいくら時間を重ねようと、濃密な一瞬の出来事にはかなわない。 そういう意味でボクの二年間はある意味であまりにも薄かった。 ボクはKさんの事をあまりにも知らない。 この二三ヶ月あまりで、ボクはそれまでの百倍くらい、Kさんの事を知った。 それまでの一年半はあまりにも薄かった。 あの人と出会ってもうすぐ二年になるけれど、ボクが積み重ねてきた時間はほとんど積もってなどいないとわかった。 けれど、時間と蓄積は比例しない。 ならば、一瞬で全てを越えられるほど積むことが出来るかもしれない。 その瞬間が来ることを願って、ボクは走ろう。
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