シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2009年05月04日(月)  月光のカンタータ観劇日記4

まだまだ続きます。
余談ですが、ふつーの日記。
福井の友達からメールが届きました。
娘のバレエバッグを見繕って欲しいと。
(自分の中の)PC環境が整わず、ネットで探せないので…と。
前のバッグも買って送ってあげました。
でも、もう1年会ってないし、今、どんな好みなのかもわからないわ。
やっぱりまだピンク?それともオトナっぽいのが良くなって来たのかな?
と聞いてみたら。

「今は、大人チックに憧れるのも通り越して、またピンクがいいみたい。
 Kちゃんから貰ったハンカチとか、バッグとか良く使ってるよ。
 やっぱり小さいときにKちゃんから貰った沢山のモノが、
 好きセンスに影響しているみたい


…(^^;;←生まれたときからピンクの物ばかり贈り続けた人(笑)
Kちゃんから何か届くと「ピンクだ〜」…と蓋を開ける前から言ってたとか言わないとか。
モノトーンのシンプルが好みの友人…の娘…

…洗脳してゴメンよ(笑)


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それぞれの愛・その4 「メインの愛」
アルベール→ローラン ローラン→アルベール

婚約したてのわりに湿っぽさ120%の幽閉生活を送るそんなアルベールの元に
BLの神様からの贈り物が?(笑)

あっさり昇天してしまったジョゼを(シモーヌとフランシスの励ましもそっちのけで)日毎夜毎想い
庭をフラフラするアルベールに捕まる修道士見習いのローラン。
演じるのはNATSUMIちゃん、音大生。
声がとても素直で綺麗。祈りの歌がとても印象的でした。
耳元で賛美とか歌ってもらいたいわぁ…。

で、そのローラン。
うっかりジョゼにそっくりだったもんだから、アルベールが飛びつかないわけがない。
っていうか、文字通り飛びつくアルベール。
いや、ローランですけどって言ってるのに、
いや、お前はジョゼだ、私のジョゼだッ!←断定
私のジョゼ〜っ!!
こらこら。アルベール、落ち着けよ…(欲情すんな)

ところでローラン。
国王陛下から賜った鷹を逃がしてしまい、それを探して館に迷い込んだ…って
いったいどこから迷い込んだのよ?
セザール(相変わらず名前だけ出演の異母兄)の兵が目を光らせてるんじゃなかったの?
答え、壊れた壁の一角から。
…(・.・;)
…そんなもんがあるのなら。
アルベール、そこから逃げちまえばいいのに(笑)←大前提「幽閉」台無し

強引なアルベールさん、その1
それじゃ、鷹を探しに行くからと帰ろうとするローランを
「亡きジョゼのために祈ってほしい」と修道士見習いの心に漬け込み、まんまと捕獲。

あぁ、食われちゃうのは時間の問題かしら〜

…と、オトナの事情を考えたくなる清く正しくない客席の私たち(笑)

おまけに、翌朝、シモーヌさえも
「よろしければ、アルベールの話し相手になってくれないかしら?
 …それじゃ、私たちは失礼するわね
アルベールとローランを二人きりにする応援振り。
あくまで、シモーヌにとってはアルベールが一番。
オオカミの檻にウサギちゃんを放り込むが如きお言葉も、
全てがアルベールのため。。。。
BLワールドのヒエラルキーの底辺に居るにも関わらず、心が広すぎるお方。

強引なアルベールさん、その2
瞳の清らかさだの、魂の気高さだのと、すっかりローランに夢中になってしまったアルベール
それじゃ鷹を…と去ろうとするローランに、
「ここに留まって欲しい。私のそばに居て欲しい」と言い出す始末。
いやでも鷹がねと言って去ろうとするローラン。
そのローランの腕の引っつかみ、

「私はお前を放さない!ここで私と暮らすのだ!」

暮らすのだ!…って…。
歳が許されるのなら、床に大の字でジタバタしそうな我侭っぷり!
まさにこれぞ「駄々をこねる」ではなかろうか!?
…アルベール…
あんた…わがままにも程があるよ…(ーー;)

だが、ローランに「力で人の心は動きません!」とピシャリとやられる(笑)
そうよ、こいつにはよ〜く言ってやった方がいいわよ。
意外に素直なアルベール。そうか、悪かった。

「改めてお願いする。ここに留まってはくれないだろうか。」

…(ーー;)
…ちっとも懲りちゃいないよ、この男…

だけど、その綺麗なお顔で頼まれたらねぇ〜?
案の定、それじゃ「一週間だけ…」とほだされるローラン。
ほぉら、
もう籠の鳥はアルベールじゃなくってローランだわよ。


強引なアルベールさんその3
そして一週間。
…何をして過ごしたのか。
ジョゼはあなたを許しています…
ジョゼはあなたを許しています…
…開眼!!(カーッ!!…聞こえてきそう…)
私は全てを許そう!…ってな、やり取りがあったものの。
(ここのくだりがよくわからん。
 アルベールはジョゼに許してもらいたかったんじゃぁないの?
 それなのに、話がセザールに対する恨みつらみを捨て去るアルベールになってるのが…???)

ぶっちゃけ、どこで何してたのよ?
…オトナの事情がやっぱり気になる私たち(笑)

では、一週間経ちました。修道院に戻りますと言うローランをニコニコ見送るアルベール。
…なわけがない。
この人が、一週間で開眼したからって、そんなに物分りのいい男になるわけがない。そうでしょ?
目の前を通り過ぎたとたんに表情が豹変する。
そりゃもう…

獲物を狙うハンター

ですわよ。
だけど、これがまたはまってるわけ、ユウカちゃんったら。
キラリンッの効果音が聞こえてきそうな程、逃すもんか的目つきが…
あぁ、これだけアルベールを責めておきながら、
その目つきにクラリと来る私。
所詮ファン(笑)

それはさて置き、豹変したアルベール。
ノコノコホコホコ目の前を歩く獲物を後ろから羽交い絞め!

「人とは愚かなものだ。
 最初は一週間でもいいと思っていたのに…それだけでは飽き足らなくなる
 ここで…私と…ともに…」

…一週間で飽き足らなくなるほどの、何がいったいあったんだ!!!
と、心でツッコミながら、ローランに顔を寄せるアルベールの表情にクラリ。
あぁ、アタシ腐ってる…(^-^;
いや、それどころじゃないわよ。
ローラン、逃げて!襲われちゃう〜〜〜っ!!っていうか襲われてるし〜!

「私も同じ気持ちです」byローラン

…ぽかぁ〜ん(・o・)
今なんて言った?
今なんて言った?
…一週間で心変わりするのほどの、何がいったいあったんだ!!!
↑深まる疑惑

しかし、アルベールよりも自制心を持ち合わせているローラン。
とりあえずは、修道院に帰ります。
帰って院長先生の許可をもらってきます。(…どこまでの許可?)
一週間後また戻ってきますからと、アルベールに諭す。
まるで、結婚するまでは外泊はしませんと宣言する
箱入り娘が如きお言葉。


「院長が許可するわけがない…」byやっぱり駄々をこねるアルベール

…恋心が気づかせたのか。
案外、まともな事を口にするアルベール。
そりゃそうだよ、許可されるような事態じゃない事はわかってるのね!?

だが、そこでローラン、伝家の宝刀
「私を信じてください」自らキッス♪

…(・.・;)
え〜っと。
突然の展開に付いていけない私。
だって、今までそんな色気も何もなかったのによ?
いきなりキスシーンさらされても、ドキドキも出来ないんですけど…

こ〜れはねぇ…NATSUMIちゃんのせいではないと思いますが、
ジョゼのところでもそうですが、およそ、キスシーンったら棒立ちなわけです。
これでは色気も何もありゃしない。まぁそんな経験があるわけじゃないんだから仕方ないけど。
だが、そこは演出家がしっかり指導してもらいたいところ。
色気皆無のBLって見ていて辛いわよ…?
だって、頭でわかっていても、
感覚がどうしてもそれを感じ取れないんですもの。

しかし、その後のアルベールの笑顔の可愛い事ったら!

「…君を、信じよう♪」

…え、えぇ〜〜〜〜!!キス一つで!?(^-^;
アルベール、不誠実な男だと思ってたけど、
だけど天然過ぎるわよ〜っ!!

そんなわけで、晴れて両想い成立…
…だよね。



それぞれの愛・その5 「理解のありすぎる父性愛」

ギュスターブ(執事)→アルベール
リシェール院長→ローラン

(両方とも、立ともみさん)

前作、情熱のパソドブレの時も感じたのですが。
BLワールドというのは、男とか男とか男とか、関係ないんですか?
え?だって二人とも…っていうツッコミがどこからも、誰からも入らない!
見守るにしろ、進むにしろ、すでに出来上がってるにしろ、
いわゆる、互いに男ってところは、
何の問題もないらしい。それがデフォなの?

パソドブレの時も、ホセパパったら
「行ってやりなさい!」
と、心から応援してエミリオをラファエルの元に送り出しちゃって。

いいんですか?
あなたの息子は、もう一人息子を連れて帰ってくるかもしれないんですよ!!

と、ハラハラする我らのほうがいっそおかしいのか?と思ってしまうほどの
自信満々ナチュラルな応援っぷり。
そこに引っかかってる私たちは、
永遠に置いてきぼりなのだろうか…?


ギュスターブは、アルベールの執事。
(ジョゼといい関係になり、シモーヌを袖にしつつ、そしてローランとルンタッタと過ごす)
アルベール様を、すべてニコニコと見守る父のような存在。
おとーさぁん、いいのですかぁ?

だがしかし、ギュスターブは所詮は使用人。ご主人様の言う事なす事は絶対だもんね。
そこへ行くとリシェール院長は違います。
ローランを諭し、導く立場の厳しいお方です。
リシェール院長ときたら、見事なまでの真っ白なロングのおひげ。
…あぁ…
…きっと…羨ましがってるんだろうなぁ…
豪華衣装の主演の方
…と、とっさに思ってしまうファン心理(笑)

復活祭のミサに間に合うように帰ってくると院長と約束した(らしい)ローラン。
マジメな(マジメな故に、アルベールにかどわかされた…)性格ゆえ
きちんと、リシェール・パパ・院長の元へ帰ってきます。
ところが、リシェール・パパ・院長ときたら…

♪行くが〜いい〜!お前の心の信じるままに〜っ

と、自慢のお髭を震わせて一曲ご披露し、
(オオカミの元へ)ローランを送り出す(送り返す)ではありませんか!!

え?
え?(^^;;
いいの?リシェール・パパ・院長!いいんですか?

何故なら、人を愛する事を知って欲しいからだよって…
だって相手は「アルベール」ですよ?
だがそこは、男とか男とか男とか、全て人間なBLワールド。
そこに疑問を持ってはいけないのか…
リシェール・パパ・院長のあまりの、自信満々ナチュラルな応援っぷり。

ところでアルベールとは、どこのお嬢さんかね?
…と聞かなくていいのですか?

…とは…

…立さんには突っ込めませんわね、…えぇ。


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