シルバー王女の鵜の目鷹の目耳ダンボ!!

大した事じゃないけど誰かに喋りたい…

2009年05月02日(土)  月光のカンタータ観劇日記2

というわけで続き。
もう、ここまでの流れでお分かりかと思いますが。
月光のカンタータ、素適だったわぁ…
最高の作品だったわぁ…という方は、ヤリ投げたくなると思われますので
読まないでくださいね。

それぞれの愛・その1  「オープンな愛」
アルベール→ジョゼ ジョゼ→アルベール

ジョゼは、アルベールの従兄弟で
「仲の良かった若者」←アルベール談
仲ってどれっくらいの仲なんだ!(ぶっちゃけどこまで…以下自粛。)
そもそも、ここは何がどうとかもなく、ハナから両想いで話がスタート。
(あ、当然ジョゼは男の子。)
アルベールは、僕に全てを教えてくれた♪(←全てってどこまで…)
アルベールは、僕の顔かたちだけじゃなく全てを愛してくれた♪←だから…
ってねぇ…
そりゃぁ…
毎日毎日比類なき美貌を見てれば、
相手の顔かたちなんてどうでも良くなるんじゃありません事?
誰も彼も、顔かたちだけにしか興味を示さないんだと、
わかったような口をたたくジョゼ。
そんなジョゼに、私はお前の中に私と同じものを感じたんだよと、
だから(いただいちゃうのに)迷いは無かった!
これまたわかったような口をたたくアルベール。
…え〜っと。
これって、究極のナルシストではないでしょうか。
最終的、持ってくるとこ自分〜???(^^;;

ついでに、宮廷に伺候するのが大嫌いなアルベールさんの言う事ったら

「私は自分に注がれるご婦人方の
 …いや、ご婦人方ばかりとは限らないが
 まつわりつくような視線に辟易させられたからね」


比類なき美貌。
絶賛…自覚中…(^^;;
それにしてもよ。
お稚児趣味に引き続き、ご婦人方ばかりとは限らない、のくだりは必要だったのかっ!?

さて、ジョゼは、アルベール一筋なれど、
アルベールは…「魂の深いところで結びついているんだよ」とか言っちゃって
誰か別の女と結婚して家督を継ぐ気満々。
「愛だけでは生きていけない」だの
言うに事欠いて

「私が結婚しても、私たちの関係は変わらない!」

だのって…。

…あの。
…アルベールさん、けっこうひどい人です(^^;;
けっこう不誠実な人です。
今、はっきりと「妻は妻、恋愛は恋愛」と言いましたよ?
そんな彼に「幻滅したよ!」の一言をたたきつけて、ジョゼ、出番終了。
(…言ってる事はしごくまともだ)
なぜなら、ジョゼは、はやり病であっさり死んでしまうのだ。

…あっけ(・.・;)

哀れなアルベール。彼は豪華衣装にて絶賛幽閉中だったので、
お見舞いにも行かれなかったのだ。
そして、現在の湿っぽさ200%の幽閉生活に至ると。
心の中でフツフツとセザール(ここまで連呼されるとどんな顔なのか気になってしょうがない)への
憎しみをたぎらせて。

ジョゼのために祈りをささげているらしき場面から話は始まるのですが。
(だから、ジョゼとのシーンは時系列をさかのぼって回想ね)
…祈りをささげるために、たいそうな格好をなさっておられる。(^^;;
まるで甲冑がごときグレーのしっかりとした胸当てのあるような服に、ドワ〜っと広がるマント。
…家の中ですよね?(^^;;
大変、見目麗しいのは確かですが、我を忘れる美しさですが。
でもちょっと待てと、心の中で冷静な自分が何かを言う…(笑)

いったい、あんたその格好で一日城の中で過ごせるのかと。
お茶の一つものんびり飲めるのかと。
いくら貴族とはいえ、それはないだろうよと。

でもまぁ、比類なき美貌に豪華衣装、そして絶賛幽閉中。
三拍子揃ったアルベールが、お稚児趣味の心をそそる事は間違いございませんわね。


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