2009年05月01日(金) |
月光のカンタータ観劇日記1 |
今更ですが。 だがしかし、言いたい事もたまっておりますので。 相当長文です。 というわけで、ちょっとずつ、…連載します(笑)
今回は、事情により(笑) 歯にものの挟まった言い回しでお届けいたします。
(なんだかモロなタイトルに苦笑をしながらも) 次回作の存在を知ったのが11月。 それから、ひたすら(一抹の恐怖を抱きながら)待ち続けて春。 徐々に明らかになる「月光のカンタータ」詳細。 そそるビジュアルのチラシがチケットと共に届き、 裏をひっくり返せば(誰かに何か意見を求めずにはいられない)あらすじが。
どんなあらすじかって言うと、 運転中のS様に説明してあげたら、 前の車に突っ込みかねないくらいアクセル踏み込んじゃった! きゃぁ〜っ!!車間距離!車間距離〜っ!!!! …っていうあらすじだ。←どんなだよ
ついでに、特設サイトとやらができたらしく、 (なんだかんだ言いながらも)思わず、見に行かずにはいられないファン心理。 そして、キャスト紹介を見て絶命… 「私は死ぬことすら許されないんだ。 売られる日を待つ、私はみじめな籠の鳥だ…」 …いったい、何をさせられるんだっ!?アルベール椿!
そんな(見る前からなんだか疲れちゃった)月光のカンタータの幕開けです。
設定は、中世「ころ」のフランス。 おフランスです。 お貴族様です。 ゆうかちゃん扮するアルベール・ド・シャルトーは 「比類なき美貌を持つ(←ここ、重要)青年貴族」 そして現在、異母兄セザール(名前しか出てこないのに、大活躍の上毒殺される哀れな方) が絶賛幽閉中(笑) いちお、跡継ぎを狙う異母兄が、父親殺害の容疑という濡れ衣を着せて 幽閉したという流れなのですが。 (その事件やら陰謀やらが、そんなに重要なファクターかというと、実はちっともそうじゃない。 重要なのは「幽閉」という単語なのだと思われます。) なぜセザールが、アルベールを殺さずに「幽閉」したのか? そうよね。後の憂いなく、バッサリやっちまった方がよかったわよね? じゃぁ、なぜ??? それは… それは… 口ごもるアルベール。 それを引き次ぐフィアンセのシモーヌ。←はっぱさん
「そんな事、アルベールの口からは言わせられないわ」
…そ、そんなひどい理由なの?
「セザールはね、アルベールの『比類ない美貌』に目を付けたのよ」byシモーヌ
え〜っと。 いや。いや待て。待て待て。 いや確かによ? 確かに、アルベール様ときたら、そーとー綺麗だったわよ。 ファンの欲目だけじゃなく、非の打ち所がない美しさだったのよ。 幕が上がった瞬間、あぁこれでもう6500円は惜しくないとすら思ったわよ。 でも、それを称して「比類のない美貌」って本人の前で言うわ、 本人悪びれずに当然の顔してその称号受け取っとくわ(笑) 話がするりと「比類なき美貌」で進むあたり、ちょっとカユ〜〜〜(^^;; そのうえ、比類ない美貌の何に目を付けたって…
「お金持ちの未亡人か、 お稚児趣味の大富豪に献上し、その見返りにお金を…」
…「献上」… っていうか…お稚児趣味… …(・.・;) …フランス語で「お稚児趣味」って何て言うのかしら。 なぁんて、明後日なツッコミすら浮かんでくる始末。 いやそれより何より突っ込むべきところは他にある。 それって、むしろ本人が言ったほうがまだましなセリフでは。
「お稚児趣味の大富豪に献上」が、 フィアンセに言わせるセリフかーっ!!!!
そんなわけで、比類なき美貌を絶賛のうえ、幽閉中(笑)
さて、登場人物は役柄的には7人…かな? その、それぞれの愛っていうテーマらしいんですけど。 次回からその「それぞれの愛」を逐一つっこんでみたと思います。
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