**Secret**..miho
*真っ暗闇
2009年08月28日(金)
ふぅ〜…

今日は、いつも以上に、
心身共に不調気味です

どっと疲れが出ちゃったのかな…

お仕事中もずっとしんどくて、
早退したくなったくらいです
遅刻もして早退もするなんて、
さすがに無理で我慢したけど…

フラフラしておうちに帰って、
お風呂に入ってご飯を食べて、
少しだけ横になっていました。。

昨夜も不眠で寝不足だし、
微熱もあって熱っぽいし、
お腹も緩くて下痢気味で…

精神&肉体疲労かなぁ(・・、)

先月末から怒涛のように
ハードな毎日だったから…

よくぞ頑張ったと自分でも感心…
その間に病気やお仕事以外にも
色々あってモヤモヤだったのに…

私は決して強靭な人間なんかじゃないよ。
本当は弱くて脆くて、そんな自分の短所を
ゴマかすために強がって現実逃避をして、
ガムシャラに頑張っているだけなんだよ…

ほんの少しでも気を緩めたら、
ポッカリになって崩れ落ちる…
不安に襲われるのが怖いから、
無我夢中で頑張っているだけ…

何のために頑張っているのか、
その理由さえ解らなくなって、
結局、私自身は空っぽなんだ…

ただ死なないために、
生き延びているだけ…

心身共に不調な時には、
自分の最期を想像してしまう。
独りぼっちで苦しんで、
幸せの意味も解らないままで…

今の自分になった
数年前から変わらない。

ただただ安らかに
眠り続けていたい…

今日も朝から通院でした。

相変わらず痛みも続いてスッキリせず…

仕方ない…
もう一つ持病が増えちゃった。。

痛くなかった時の状態を
忘れていくんだろうなぁ…

MGの怠い症状には慣れてきたけれど、
私の苦手な痛い病気だけは嫌だった。

痛みを感じるたびに苦しくなり、
病気の自分を憎んでしまうから…

今日は早めに病院に着いたので、
早めに呼ばれました。
朝からずっと頭が朦朧としてた。

ふと思った事…

私は神経内科に掛かって入院して、
未だに定期的に通院しているけど、
現在、外科に掛かっている心境と
異なる点がいくつかあるんだけど…

その1つは、
神経内科での主要な重病は神経難病、
外科での主要な重病は癌だという事…

どちらも生命に関わるリスクの高い
深刻な病気であるんだけど、私は、
神経内科では、まさにその当事者で、
重症度も高い方だけど、外科では、
癌ではなく、ただの炎症に過ぎない。

それでも治療すべき病気である事には
変わりがないけど気持ち的に違うんだ。

外科の方は気楽というわけじゃなくて、
私よりももっと重症な癌を患っていて
私よりももっと苦しんでいる患者さんが
いらっしゃると思うと居た堪れなくて…

同情とかではなくて、
本当に心苦しくなる…

鬼主治医は乳腺外科専門の外科部長さんで、
乳癌の手術に貢献していらっしゃったり、
乳癌の早期発見や乳癌検診を促進されたり、
医師として多大な尽力を尽くされていて、
そんな鬼主治医の気持ちを考えてしまって…

初対面の時、どことなく
冷たく感じたのは外科医独特の
性質なのかもしれません。

これまでも多くの患者さんに
痛い手術や処置を施してきて、
赤い血や患者さんの死でさえ、
幾度となく見てきたと思うと、
人情も影に潜められちゃうよね…

いちいち感情移入していたら、
キリがないもんね(-ω-;)

でも、それと同じくらいに
患者さんを救った時の喜びや
患者さんの笑顔もいっぱい
経験されてきたんだろうなぁ…
それらに対して、鬼主治医
自らも自然と笑顔になれたり…

本当は笑顔の似合う
温かい人なんだって、
解ってきたから(^-^)

…なんて、生意気な言い方だけど、
改めて色々と考えさせられました。
そんな偉大な鬼主治医から治療を
受けられて心から感謝しています。

たまには真面目に書いてみたよ☆

では、今日の処置の様子です(・Θ・ゞ)

診察室の中に入ったら今日も笑顔で
「じゃあ準備して下さいね。」って。

今日もいつもと同じ看護師さんで、
「鍵を閉めてねー」と
怒られちゃったよ(^_^;)ゞ

今日の処置室は狭いので、
何だか窮屈な感じだけど、
2人とも近くに感じたよ

そして、ガーゼを取られて、
予想通り「穴が塞がりかけてる。」
と言われました。私から見たら、
完全に塞がっているようだけど、
まだ「かけてる」なんだねぇ(゚-゚;)

お医者さんって、やっぱり、
迂闊に断定しないところが、
慎重で凄いなぁと思います。
そこは完璧主義な私と同じかな。
100%じゃないと言い切れない。

そんな僅かな小さな穴から、
洗浄なんてできるのかなぁと
ドキドキハラハラでした

でもね、やっぱり確信したんだけど、
「穴が塞いだ=治った」ではないの。
患部の空洞(嚢胞)は広範囲だから、
全て癒着したら穴が塞ぐわけじゃない。
穴が塞いだ後も中に水や膿が溜まる。

だから、穴が開いているうちに、
いかに中の空洞を埋められるかが
処置上で重要になってくるのだ。

穴が塞いだ後に再び化膿したら…
再び穴を開けて排膿するしかない。
放っておいたら自壊しちゃうから。

そうならないためにも、
なるべく嚢胞内の物は
全て排出させたいよね。。

今日の処置では、その
鬼主治医の焦りのような
心が伝わってきました。

塞ぎかけていた小さな穴に
無理やり注射器を刺し込んで、
洗浄液を流し込むんだけど、
出口が小さすぎて上手く行かず…

それでも、広い嚢胞内を
満遍なく洗浄しようとして、
破裂するように洗浄液が
外側に飛び散っていたよ。。

看護師さんと鬼主治医が咄嗟に
「おおぉ〜」と驚いた時は、
ベッドを囲んでいたカーテンに
噴き掛かるくらいだったみたい。。
処置が終わった後、看護師さんが、
カーテンを消毒していました(゚-゚;)

今日は珍しく主治医が
「慎重に…」と呟いて、
自分に言い聞かせてた。

でも、なかなか終わらず、
次第に痛みも増していき、
私が「痛い!痛い!」と
叫んでも止めようとせず、

看護師さんが苦笑しながら、
「先生、もう止めましょうよ…
嫌がってますよー」と言っても、
最後まで粘り強く続けてた。。

こんな血迷っているような
主治医は今までで初めてだよ…
今まで以上に強引な処置だ。。

やっぱり、どうしても今日で
一段落させたかったんだなぁ…

洗浄の処置が終わった後も、
「中の水を出さないとね。」と
言いながら手で絞り出され、
その痛みも半端なくて叫んだら、
「ごめんごめん、もう
おしまいだからね。」と言って、
最後にガーゼを貼って下さった。

そしてそのままガーゼを押さえながら、
「明日と明後日は洗浄しないでおきましょう。
次は、また月曜日に…その時にはもう
完全に穴が塞がっていると思いますが…」

そう説明していた鬼主治医の顔を、
横になりながらじっと眺めていた。

私も、恐らく月曜日には
穴は塞がっていると思う。

その場合、処置は
どうなるんだろう…

ただ触診するだけなのかな…
また水が溜まって化膿していたら、
また切開するのかなぁ(>〜<*)

頭の中が真っ白だった…

とりあえず土日はお休みで、
月曜日に様子を診て貰って、

その次はどうなるんだろう…

先行きが解らなくて不安だよ
完治する見込みはあるのかな…

着替え終えた後、
いつものように
机に向かっている
鬼主治医の後姿を見た。
もう次の患者さんの
書類に目を通していた。

そして、私に気づいて振り向き、
「では、また月曜日にね。」と
笑顔で言って下さりホッとした。

「また明日」ではないけど、
まだ「また」がありました。

診察室を出たら、すぐに
次の患者さんが呼ばれた。
前にも聞いた事のある名前で、
立ち上がって診察室に向かう
おばあさんと擦れ違いました。

強く孤独感を感じて、
無性に淋しくなった。
心が麻痺したように、
周りが見えなかった。

お仕事中もずっと
胸が痛んでいた。
心が痛んでいた。

生きている意味って何だろう…
私にとって幸せって何だろう…

どんどん大切なモノが
消えていってしまいそうで、
怖くて不安で苦しいよ…

また真っ暗闇に放り出された。

また涙が止まらならないよ
m a i l



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