**Secret**..miho
初恋
2004年04月12日(月)
初恋は、長年も生きていれば誰にでも経験のある事だと思います。
――初恋は実らないからこそ、儚くて素敵な思い出なんだ。
って、よく言われるけど、世の中には見事に初恋を実らせた人だって
いると思うし、私みたいに「実る」だとか、そのような言葉には全然
値さえしない初恋だったりする場合もあると思います。
私の初恋の相手は、2つ年上、厳密には1年と5ヶ月だけ年上の
いとこです。

私には、お兄ちゃんの他にいとこが4人います。少ない方だよね??
お母さんのお兄さんは独身なので、母方にはいとこが一人もいないのです。お父さんは男3兄弟の真ん中で、長男と末っ子にそれぞれ二人ずつ
いとこがいます。しかも、お兄ちゃんも合わせ、いとこ全員が男の子で
唯一私だけが女の子なのです。そういえば3兄弟の中でお父さんだけが
性格とか女っぽい(?)ところがあるなぁ…(ーー;)そうじゃなかったら、
ひょっとして私は男の子に生まれる運命だったのかもしれない。。

お父さんのお兄さんの家が、いわゆる祖父母が同居している本家で、
そこが私の本籍にもなっています。だから、「静岡の親戚」と言ったら
そこを指しており、私は毎年その家へ遊びに行っているのです(*^▽^*)
一方、お父さんの弟さんの方は、同じ静岡でも少しだけ離れた場所に
住んでおり、本家へ遊びに来てくれない限り、弟さんの息子たちとは
めったに会う事はありません。いつも電話で音沙汰を聞くくらいかな…
兄の方は私より1つ年下なんだけど、今年は大学を卒業できずに留年
しちゃったみたい**弟の方は今年は高校へ入学したみたいです☆
すごく年が離れた兄弟だよねぇ。最近ずっと会っていないから顔さえも
ぼんやりとしか思い出せないよ(・・。)ゞ

それで、お父さんのお兄さんの息子たちの事なのですが…
唯一、彼らだけが私の数少ない「いとこ」と呼べる親しい間柄であると
思います。本家へ遊びに行くと、そこには当然だけど必ず彼らがいて、
私は彼らと会える事を一番の楽しみにしながら、いつも静岡の親戚の家へ遊びに行っているのです。
もちろん、静岡という場所が大好きだから…
その理由は、彼らや親戚のみんながいる場所として、大好きなのです☆
いつも本家のある町へ足を踏み入れた瞬間、胸が大きく高鳴るのです。
普段は離れて生活しているから…でも、今だけは同じ時間を同じ空間で
過ごしているんだなぁって、とても幸せな気分になれるのです。

お父さんのお兄さんの息子たちのうち、弟の方は私と同級生で、兄の方は2つ年上です。でも、「いとこのお兄ちゃん」だなんて一度も思った
事はありません。そのいとこは今でもずっと私の初恋の人だから…
決して打ち明ける事も実る事もない、ただ遠くから一途に想い続ける事しかできない恋なのです。めったな事では会えないので、余計に想いが募っていくばかりで、離れている間は音信不通でも仕方がなく、ひたすら自分の中だけで耐えるしかないという切ない片想いなのです。そして、1年間に2度だけ、織り姫と彦星のように、長い月日を経て再会できる瞬間を心待ちにしながら、日々を一生懸命に生きるのです。私は恋愛と言ったら、ほとんど遠距離だから、生まれた時からそういう宿命なのかもしれないなぁ(*ノ_;)

幼稚園へ上がる前までは、「みほは将来お兄ちゃんと結婚する!!」と
言い張っていたほど大のお兄ちゃん好きでした。もちろん今でも大好き
だよ(*-.-*)でも、それは兄弟愛なんだって、ちゃんと割り切れていました。私のお兄ちゃん好きに関する思い出の一つとして、高校1年生の
時に学年全員で「四百人一首集」を作成するという行事があって、そこへ投稿した私の作品は、離れて暮らしている兄を想う気持ちを描いた
ものでした。

  ちょっとだよ 会ってないのは それなのに

  どきどきしちゃった 兄妹なのに

この作品が公開され、中にはブラコンと言われて冷やかされたりもしたけど、これは本当に私の素直な気持ちです(*^_^*)今でも久し振りに
お兄ちゃんと再会すると、やっぱりどきどきしちゃうもん(*^〜^*)ゝ

そして、相手が初恋のいとこの場合はもうどきどきするなんて次元では
ありません(≧_≦)まともに顔さえ合わせられなくて、会話なんて
とんでもありません!!!同じ部屋にいるだけでも、近くで声が聞こえるだけでも、ドギマギ状態で、いつもお風呂やトイレなどの中で一人っきりになった時に、「どうしてこんなにも大好きなんだろう…」って、切なくて、苦しくて…涙が溢れ出て来てしまうのです(≧o≦)思春期の少女じゃあるまいし…って思うかもしれないけど、本当に今でもこんな感じなのです(//o//)

小学・中学の頃に流行ったサイン帳の「理想のタイプ」の欄には、必ず
「○○ちゃん(←いとこの呼び名)みたいな男性」と書いていました。
今でも、どんなに他の男性を好きになっても、付き合って愛し合っていても、やっぱり○○ちゃんに勝る恋愛感情を抱けた事はありません。それほど生まれて初めての幼い恋心は強烈な感情として、今でもずっと消える事なく私の心の奥深くに刻み込まれているようです。…そういえば元カレの本格的な初恋は私みたいです。。複雑だなぁ**

私の親友もみんなこの事を知っていて、かつてよく「一体いつになったら○○ちゃんを諦めるつもりなのー??」と聞かれた事があって、その時は、「う〜ん…きっと死ぬまでずっと好きでいるよ。でも…私か○○ちゃんのどっちかが結婚した時には、きっぱりと諦めなくちゃダメだよね…??」と、答えていたんだけど…もちろん「その時」の事なんて、今まで真剣に考えた事はありませんでした。誰だって考えたくなんてないよね…一番大好きな人が結婚してしまう時の事なんて。。

昨年の春、それを現実の事として受け止めなくちゃいけない時が訪れて、私は今だに心の整理が全くできずにいます。「ついに来る時が来たんだなぁ…」という気持ちです。最初は「できちゃった婚」だったので、気絶しちゃいそうな感じでした(>_<)でも、その後、赤ちゃんは流産されたみたいで…籍は結婚を決めてからすぐに入れていたん
だけど、結婚式は一年経った今、ようやく挙げられるみたいです。
奥さんとは去年の夏にお会いしました。私よりも一つ年下で、
現代人(?)っぽく可愛くて活発な女性でした。
住居は清水にあるアパートに決まったばかりだと言っていたなぁ。。

結婚式には、いとこの中では唯一私だけが招待されたみたいです。
たぶん両親を誘っておいて、私一人だけ置いてけぼりというわけには
いかなかったんだろうなぁ…複雑な気持ちだけど嬉しかったです☆
できるだけ笑顔で「おめでとう♪」と、心から祝福できたらいいなぁ
って思います(*^_^*)…全く自信がないけど。。(ーー;)
逃げちゃダメ!!
それと、涙だけは絶対に流さないように気を付けていなくちゃ。。
初めての結婚式への出席なんだぞぉ☆☆ピンクのドレスも着られるし…
○○ちゃんのカッコイイ姿だって、近くで見られるんだぞぉ!!
初めて会う人たちもたくさんいると思うから笑顔でいなくちゃ(*^▽^*)
そして、何よりも体調を整えておかなくちゃね…(>_<*)




m a i l



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