♡「ごめんね、ありがとう」♡ |
2004年04月10日(土) |
私はしばしば自分はちょっと変わっているなぁって思う時があって、 「ありがとう」と「ごめんね」という基本的な挨拶言葉に関しても、 ちょっと普通じゃないかもしれない…と思うケースがあります。 というのは、普通は「ありがとう」という言葉を言う場面で、私は つい「ごめんね」という言葉の方が先に出てきてしまうのです。
つまり、私の中で「ありがとう」という感謝の気持ちよりも、 「ごめんね」という申し訳ない気持ちの方が先行してしまうのです。 それが本当にありがたい事であっても、その嬉しさに対する喜びを 素直に「ありがとう」という一言で済ませる事ができなくて… こう言うと、すごくひねくれ者みたいに聞こえちゃうかもしれないけど もちろん感謝の気持ちはいっぱいいっぱいに感じながらも、その厚意に 対して「私なんかのために…」と申し訳ない気持ちでいっぱいになって しまうのです(≧_≦)
私の中では「ごめんね=ありがとう(感謝の気持ちを表する言葉)」 という意味で使われているつもりなんだけど、よぉく考えてみると、 かなりおかしな現象だよねぇ。。必ずしも陳謝が感謝の意味になる はずがないのに、それでも私は小さい頃から無意識に「ごめんね」 という言葉を感謝の気持ちを表すために使用してしまっているみたい なのです(^_^;)ゞ決して「ありがとう」という言葉が苦手で 言えなかったりするわけではないので、ちゃんと「ごめんね」と 言った後に「ありがとう」とも言うのです。 「ごめんね、ありがとう」って…ヘンテコだよねぇ(・・。)ゞ
何か親切に優しくしてもらうと、普通なら嬉しく思って感謝すべき ところをその上、私は申し訳なく思って戸惑ってしまうのです(≧_≦) ひどい時には迷惑をかけちゃったって、自己嫌悪に陥ったり… …全然素直な反応じゃないよね。やっぱり素直に喜んでくれる方が 可愛げもあって、やって良かったぁっていう気持ちにもなれるのにね… 決して厚意を台無しにしようという意志があるわけではないんだけど、 つい後ろめたさを感じてしまって…別に悪い事ではないのにねぇ(>_<) やっぱり変だぁ。。おかしすぎる!!!
こういう時、私は受け身にはなれない性格なのです。 どちらかと言うと、私の方から相手に尽くして喜んでもらいたい 気持ちの方が強くて…ただ単に感謝されたいっていう意味では なくて、純粋に相手の喜ぶ笑顔が見たくて…だから、どんなに苦労を 要する事でも頑張れちゃうのだぁ♪相手に対する好意が大きければ 大きいほどに…「ありがとう」と言われたら、それまでの努力が 一気に報われたような…そんな幸せな気分になれるのです(*^_^*)♪ 時として、単なるおせっかいで終わる時もあるけどねぇ(・・。)ゞ
今ではメールの顔文字や絵文字を使って、自分の感情を記号的に率直に表す時代になってきているので、もっと深い真髄にある感情を表出できず、コミュニケーションが短絡的になってきている傾向にあると思います。文章においても、それこそ感謝の気持ちを表すためには「ありがとう」の一言で、嬉しい場合や悲しい場合も「嬉しい」や「悲しい」という一言で相手に自分の感情を短く伝えていたり…それは分かりやすい事ではあると思うんだけど、やっぱり人間の感情って、一言だけでは表せない複雑な体系を成しているので、本当に相手と解り合いたいのであれば、もっと自分の内面を相手にありのままに表せるようじゃなかったら、浅はかな関係に留まってしまうような気がします。それが、文章による言葉であろうと、口から発せられた言葉であろうと…
本題から逸れてしまったけれど、最後に「ごめんね」という言葉に関する私の辛い過去の思い出をお話します。私は小学校4年生の時に、同級生のある友達グループからいじめられていた時期がありました。その理由がよく理解できない事なんだけど、「私がすぐに『ごめんね』と言う」からでした。当時から神経過敏だった私は、感謝の気持ちだけに限らず、そのグループの友達との関わりにおける一挙一動に対して自信が持てずに、何かある度に「ごめんね」という言葉を発してしまっていたのです。頭の中で「謝らなくちゃ」というスパイラルが存在していたんだろうなぁ。。気まずくなればなるほどに悪循環で、だんだん手に負えなくなっていって…ビクビク怯えているような私の気弱さが気に食わなかったんだろうなぁ…自分でも嫌だったもん(≧_≦)
今でもその後遺症のせいか、人間関係において不安に駆られてしまった時には、頭の中が「ごめんね」の気持ちでいっぱいになっちゃうよ (>_<*)でも、あんまり「ごめんね」って言い過ぎると、やっぱり相手だって嫌な気持ちになっちゃうよね。。そこで自己嫌悪に陥って自分を責めたりと、本当に不器用な性格なのです(*ノ_;)いい加減に直したいよぅ…
これは余談なんだけど、当時は内股だった私は、少しでも弱気なところを隠したいと思って、わざと意識的にガニマタに歩く努力をしていて、なんと現在はO脚になってしまいました…(T_T)
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