白馬鹿日記

2018年12月30日(日) Samuel Gawith・Full Virginia Flake

というワケで開缶。
今日もバイクで買い出し。久しぶりに前の棲家のあった大船に行ってまいりました。いや大船は便利ですな色々と。何でもあるですよ。銀行がある。ホームセンターもある。更には西友も業務スーパーもはなまるうどんもニュークイックもてんやもダイソーも。こう並べてみるとワシの生活様式と言うモノが丸わかりな感もあったりいたしますがまあそういう事ではあります。悪かったね貧乏で。正直に申しますと深川から大船に引っ越した時はワシはンなド田舎で暮らして行けるのだろうか数年ももたずに都内に逃げ帰るハメになるのでは無かろうかと本気で心配していたのでありましたが三浦半島の何も無い海辺に暮らす今となっては大船は立派な大都会と言わざるを得ませんですよ。

商店街の外れにある湘南パーキングというところにバイクを預けます。ここはルミネで買い物をするとバイクなら金額に関係無く2時間無料でありますし駐輪スペースもけっこう広いので大型バイクにとっては大変に有り難い駐輪場なのであります。などという事は住んでた頃には全く知りませんでしたけどね。歩いて行ってたエリアだし。買い物と食事を済ませてニュークイックで大量のコロッケを購入し帰路に付きます。冬場は何故かかぶり気味というか1番に関してはプラグの先っぽがカーボンの塊になるレベルだったワシのバイクでありますがどうやら原因が分かったかも知れません。原因不明で数年悩んだのでありましたが燃料をレギュラーに変えたらイチコロで改善しやがりました。燃えにくいなら燃えやすい方にしてみましょうかねという安易な発想が正鵠を得たというかまぐれ当たりというか。でも夏はハイオクじゃないとノッキングが多発するので気温に拠って使い分ける様にしましょうかね。それくらいでちゃんと走ってくれるならお安い御用でありますよ。

帰着してコロッケをひとつ貪り食ってから一服いたします。モノはSGのFVFでありましてワシみたいな愚鼻の味音痴が今更語る事などひとつも残っていない有名ブレンドであります。全体に薄っすらと錆の浮いた缶をプシュっと。どうやらまだ気密は保たれていた様であります。出て来たのはかなり湿った厚手のフレイク。ほぼ真っ黒い表面には夕日を浴びたブルームがキラキラと輝いております。まあ素敵。久しぶりですよンなモノを見たのは。パイプタバコでは初めてかも知れません。このままでは到底燃えそうもありませんのでしっかり解してからボウルに詰めます。点火一発。ううむ。これは。

これは何と表現したら良いのでありましょうか。書きながら他の方のブログとかを見に行きたい衝動に駆られてしまいますが人様の真似をしても仕方がありません。大変に濃厚な煙からはミルキーとでも言う様な。飴じゃ無いッスよ。牛乳の方。とでも言う様なコクと甘さを感じます。ただ決して強い風味ではありません。香りはバージニアでありますがこれも強いモノでは無いですが上品かつ濃厚であります。やや舌に重く感じる気もいたしますが刺激では無く重さというか。煙自体は大変に滑らかであります。吸い口はやや強めのミディアム−。軽くニコチンの陶酔感を覚えたりもいたしましたがこれが空腹時だったら今頃はベッドに転がっているのでは無いかと。けっこう強めでありますな。濃いめの食事の後だけどラタキアは欲しくない、という時などに丁度良い気がいたします。吸うタイミングを選ぶブレンドの様でありますがワシ的にはSGのバージニア・フレイクはそういうモノが多い気が。でも美味しいです。伊達に有名では無いという事でありましょう。常喫では無いけど常に手元にはひと缶置いておきたいブレンドであります。あ〜またクラっと来たよクラっと。


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うるま [MAIL]

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