白馬鹿日記

2018年02月22日(木) 下部消化管内視鏡検査

というワケで大腸カメラ。
準備は数日前からはじまっております。腸に残らない食い物を食えというお達しでありましたので豆腐お粥タマゴなど多分最近は坊主でももう少しマシなモノを食っておるだろうという食事をこの月曜日から開始いたしました。昨日はその仕上げで夕食はパンとバナナシェイクのみ。これで完璧だろうと思いつつググってみたら牛乳はイカンという記述をあちこちに見つけて少々困惑したりもいたしましたがまあ夕方の18時ですからね。大丈夫じゃないのかな多分。

今朝は7時には起き出して出掛ける用意をいたします。用意と言っても飯は食えんしコーヒーも飲めんしタバコも吸えんので着替えてぼーっとするばかりでありますが。書類やら着替えやらの持ち物を何度もチェックつつ馴染みのノラに餌をやります。地域猫と言っても良いのかも知れませんけどね。多分もうオバァの猫で名前は。どうでもええですなンな事は。8時半に病院に着き内視鏡検査室へ行くと消化器内科へ行けと。これは申し訳無い。消化器内科で本日大腸検査を受ける方々計4人と準備室に送り込まれウワサに聞いた下剤の大量摂取を開始いたしました。モビプレップという薬であります。今日はポリーブの切除を行うという方だけ違うモノを出されておりましたがその方の話によるとモビプレップの方がまだマシな味がするという事でありました。ちなみにその味は梅ジュースをスポーツ飲料で割った様なモノでありましてものすごく美味しいとは言えませんが空腹の身には実はそう悪くも無かったという。皆さん不味いマズイと言っておられたので美味いとは言わんかったですけどね。貧乏人は何を飲み食いしてもそれなりに摂取出来てしまうのであります。欲を言えばもう少し薄味でも良いかな、というくらいのモンで。

1時間を過ぎた辺りから皆さんトイレに立つ様になりました。ワシは1時間半を過ぎたくらいからでしたかね。年季の入った便秘腹はそう簡単には下ったりいたしません。これが実は大変に困った事でありまして2時間少々で他の方々はOKが出たのでありますがその時点でワシはまだ3回しかトイレに行って無いという。当然、キレイになったなどと言える状態ではありません。ワシだけ500ml追加になり他の方々が検査室に消えた後もひとり下剤を飲んだくれる人生を送るハメに。その後は水を大量に飲み続け13時過ぎにやっとOKをいただきました。既に消耗しはじめておりますよ。やれやれ。

内視鏡検査室に入り術着に着替えてベッドに横になります。担当は胃でもお世話になったKドクター。オシリに何やら塗ったかと思うと「入りますよ」という言葉が終わらないうちに内視鏡が突入。うひゃあ。そうかこういう感触なのかという感慨に耽る間も無くお腹の中を今まで感じた事の無い違和感が突き進みます。S状結腸を抜ける時だけ軽い痛みがありましたがそれ以外は違和感のみ。でもその違和感がハンパないんですよねこれがもう。ドクター曰くワシの腸は通りが悪いそうでカーブを曲がるたびにあちこちに違和感が広がります。体位を変えたりナースにお腹を押さえられたりしながら健闘何と1時間。それでも最後のカーブをどうしても通過できないらしく「これは無理」という判断に至ったワケでありますがまあ仕方が無いですな。最後の多分10cm〜20cmくらいは調べる事が出来ませんでしたがそこまでの間は問題無しというお言葉をいただき計1時間30分の検査が終了いたしました。非常に消耗いたしましたがドクターやナースも大変だった事でありましょう。もう一度やるならレントゲン使って内視鏡の状態をチェックしながらですね、という事でありましたが正直当分はやりたくありませんですよ。やれやれ。

正式な結果は3月発表でありますので本日はこれで終了であります。ちなみに会計は5000円と少々。これじゃ病院、赤字でありますな。突っ張るお腹とヒリヒリするオシリを宥めつつコンビニでオヤツを買ってから帰宅し本日最初の一服をいたします。頑張ったご褒美はPSのLNFであります。安いご褒美でありますが好きなモノは好きなので仕方がありません。今日は刺激物は食うなというお沙汰が出ておりますれば焙じ茶と脂っ気の少なそうな菓子パンで空腹を誤魔化しつつゆっくりとパイプを燻らせます。いや〜キツかったなあ。1時間半は想定外でしたからねえ。でも大腸のカーブを曲がりにくくて便秘になっているというのは餓鬼の頃に医者に言われて以来の話でありますれば内視鏡が通りにくいのも仕方が無い事でありましょう。まあ辛かったですけどね。胃とどっちが辛いかと言われたらやっぱ胃の方がワシは苦手かな、と。それでも調べた範囲では問題は無さそうと分かっただけでも収穫でありましたよ。


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