というワケで再検査。
再と言うか詳細な検査であります。今回は胃壁をきっちり洗浄して胃をしっかり膨らませて拡大内視鏡で細かく調べて云々という聞いただけでげろがこみ上げそうなお話でありましたので鎮静剤を使っていただくという事でお願いをいたしました。ホントに効くんだろうね。前回以上に辛いとか気持ち悪いとか耐えられませんですよ軟弱なワシには。などと軽く怯えつつ問診消泡剤喉の麻酔を前回同様にこなしてまいります。喉の麻酔はやっぱ美味しく無いですな。軽い苦みがありますのでカラメル風味とかにしたらイケる様になるのでは無いでしょうか。点滴のラインを確保し体位を左向きに変えたところでドクター登場、となったのでありますがちょと待っててねという拍子抜けするお言葉が。どうやら専門だかベテランだか凄腕だかのドクターを呼んであるのですがその方がまだ到着していない模様でありました。１０分くらい待ちましたかね。ボーっと寝っ転がっているのは嫌いではありませんが目の前に忌まわしの内視鏡がワシの喉を狙いつつぶらさがっている状況ではあまりボーっとしてもいられません。そのうちにだんだん喉の奥の痺れが収まって来た様な気がいたします。大丈夫だろうね。麻酔が切れてから突っ込まれるとか嫌ですよワシは。

などと思っているとドクター登場。若い方でいらっしゃいます。天賦の才をお持ちで消化器内科の未来を託されている逸材か、でなければワシがアバレた時に殴り倒せる体力がありそうだという事で選ばれた方なのでありましょう。よろしくお願いしますとご挨拶をいただきながら手にした内視鏡に早くも潤滑剤を塗布しておられます。ナースが点滴に何やらを注入すると意識がすーっと。消えませんな。ドクターはドクターでこれはもうさっさと突っ込みたくてうずうずしている様子でありまして既に先っぽをワシの口の中に。いやまだワシは意識がはっきりとね。待ってダメ無理そんな大きいの入らないアタシ帰る、などと泣き喚く間も無くうげえぇぇぇの再来が。

と思った瞬間に意識が飛んだ様であります。気が付いたらもうドクターの姿は無くナースに身体を起こせますかと聞かれておりました。時計を見ると２０分程が経過しておりました。予定通り長かった様でありますな。試しに起き上がってみると身体のままならなさは大昔の酔っぱらいの季節を彷彿といたしましてこりゃバイクとか自転車で来てたら途中から病院但し外科に逆戻りという状態でありました。車椅子で別室に運ばれ点滴が終わるまでベッドで休息いたします。しかし何であと５秒くらい待ってくれなかったのでありますかね突っ込むのを。アレが嫌だったのに。などと思いつつ１時間ほどうとうとしてから帰路につきました。
と言うワケで鎮静剤、確かに楽ですわ。最初のうげえぇぇぇが必要なモノだったのかどうかは分かりませんがそれ以外は全くの無感覚でありました。そう言えば検体採取したのかな今日は。４０７０円と格安だったからしてないのでありましょうね。帰ってすぐにコーヒーとお菓子を食べてしまいましたので今更したと言われても少々困ったりするワケではありますが。でも帰ってすぐに食べられるくらいダメージが少なかったという事でありますので鎮静剤にアレルギーや過剰反応をする体質の方以外は使った方が圧倒的に楽だと申し上げさせていただきます。４月の後半にどうせまた呑まにゃイカンのでありましょうからその時も出来れば鎮静剤コースでお願いをしたいモノでありますよ。

食事の後で軽く一服いたします。やはり多少のダメージはあるでしょうからね。軽めでまいりますよ。選んだのはＬａｎｅのＢＬ／ＷＢでありましてワシは初めてのブレンドであります。茶色一色の。レディ・ラブドなんですかこれ。まあいいや。レディ・ラブドからは仄かなミルクチョコの香りが立ち上ってまいります。湿り気は程好い感じ。しっかりボウルに詰めて点火いたします。ふむ。すげ〜すっきりですな。バーレイの風味がありつつも刺激が全くありません。チョコ風味も時々ふわっと薫るくらいでありまして着香系では無くバーレイのアクセントという感じであります。吸い口はライトかライト＋か。吸い易いですけどちょと物足りない感もあったりいたしますね。と思ってふたボウル目にバージニアを１／３くらい混ぜてみたらものすごく美味しくなったのでびっくりいたしました。ワシ的にはブレンド・ベースになるのかも知れません。勿論、軽くて口当たりの良い自然なバーレイの風味を楽しみたい時にも良いモノだと思います。ワシ的にベストではありませんが中々のモノではあるかな、と。ブレンド用に常備しておいても良さそうな一品でありますよ。