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2004年10月03日(日) |
女性にとって働きやすくなってきたか? |
今日の午後は、とある団体からの依頼を受けて、
「女性技術者にとって、働きやすい世の中になってきたか?」
という内容の座談会に参加してきた。
独身で、出産も子育ても一度も経験したこともなく、のほほんと
男性社員とのハンディキャップをあまり意識しないまま働き続けてきた
この私が出席するのはおこがましいかとも考えたけれど
そんなヤツが一人くらいいてもいいか、と思い直すことにした。
少なくとも10年前やそれよりずっと前のことを思えば、
育児休暇も整備されてきたし、女性技術者の数も順調に増えてきて
働きやすい環境は整ってきたとはいえる。
でもね……、という話をしてきた。
数人でいろいろな話題を語り合ってきたけれど、要するに、
出産育児の負担がかなりキャリアアップの歩みを遅くしてしまう、
ということが現状で一番問題となっているらしい。
また、「自分は子どもに充分なことをしてあげられない」という
罪悪感を持たざるを得ない中で働き続けるのはかなりの負担のようだ。
(まぁ、そういう状況は私にもある程度は想像がつく)
一方で、保育園代も高いし、金銭的には全く割に合わないのに
こうして働き続けているのは、やはり仕事が楽しくてやりがいがあるから、
というモティベーションがあるから、という発言もあった。
基本的に男女の処遇差がほとんどなくて、(そりゃ多少はある)
好きなことややりがいのあることを仕事にしている女性技術者は
ある意味恵まれた存在でもあるとも言えるのだろう。
中国出張のとき Marketing Manager をしている Susan という中国人女性と
少し世間話をしたけれど、中国のどんなところが女性にとって働きやすいか
彼女にもっと聞いてくればよかったな。
*******
ちなみに中国人女性はあまりアルコールを飲まないんだって。
食事のたびに「ソフトドリンクはいかが? で、一体何を飲む?」と訊かれて
甘いオレンジジュースやスイカジュース、メロンジュースに
桃のジュース、杏仁ジュース(杏仁豆腐味のジュースらしい)などを勧められて
普段甘いジュースを全く飲まない私はすっかり閉口していたのであった。
どうやら飲んだくれ女にとって、中国は住みにくい国のようである。
(私は飲んだくれ女じゃないけどさっ!)
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