人恋しくて 一人も好きで
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2004年05月14日(金) 甘え考

他人に甘える、ということが大の苦手である。


「○○を教えてくださいよ〜」とか「△△してください〜」とか
上手く他人を頼ったり、他人の懐にスッポリと入り込むことの
できる人が正直言って羨ましいと思うこともある。


生来の意地っ張りな性格のせいか、長女的性格のせいか、
「こんなことを他人に頼んだら迷惑なのでは」とか
「他人に聞く前に出来るだけ自分で出来ることはやっておこう」とか
ゴチャゴチャ考え込んでいるうちに、タイミングを逃してしまうと
いうかなんというか。どうもあまり得な性分ではないらしい。


しかし、「甘える」ことと「甘ったれる」ことは違う。


たとえば、就職したり結婚したりした後でも
親からお小遣いを貰っている人。
親からの援助を当然と思っている人。


具体的に言えば、私の知人Aさんは、親と外食をするときは
いつも親に食事代を払ってもらっている。
以前「就職して結婚もしているのだから、たまにはご両親に
食事をご馳走してあげたら?」と訊いてみたら、
「なんで? 出してくれるんだから別にいいじゃん」と言われてしまった。


私の感覚では、就職したり結婚したりしている人は、
もう独立した一人前の社会人。
「今まで育ててくれてありがとう」と感謝の念をこめて
親にお小遣いを渡しこそすれ、親からお小遣いを貰うのが
当たり前と思っているのは、甘ったれていてちょっと恥ずかしいと思う。



ところで先日、不肖の妹に
「資格をとることも考えて、パソコン教室にでも通ったら?」
という話をしたら、
「じゃ、おねえちゃん、私にパソコン買って〜」
と言われた。


あんたもかい!!



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