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茶道のお稽古を続けていたり、着付けを習い始めたりしていたら
すっかり着物に興味がわくようになってしまった。
とはいえ、着物に関する知識も教養も持ち合わせていないので
もっぱら雑誌や本などを眺めてはため息をつくだけなのである。
しかし、デパートや駅ビルなどの呉服屋さんって
どうしてあんなに入りにくいのだろう?
ちょっとウィンドウショッピングをしているだけなのに、
つつと店員さんが近寄ってきて、「何をお探しですか?」と
ピタリと横にくっついて離れないからだろうか?
ワケがわからないまま、お高い着物を売りつけられそうになる
という気がするからだろうか?
ただ面白いなと思った点は、私のようないい年をしたオンナでも
「お客様のようなお若い方なら、こんな柄がお似合いかと…」
と若いということを、やたらと強調されることだ。
単なるお世辞かと思っていたら、呉服屋さんの店員は
50代60代の人が多いのだ。
そりゃその人たちから見れば私はバリバリ若いよな。
ちなみに、今読んでいる本に、はじめて着物を誂えるときに
いくらお金を用意すればいいか、という話が載っていた。
参考までにここに書き写してみると、こんな感じである。
色無地の着物 約170,000円
袋帯 約350,000円
長襦袢 約50,000円
半襟(化繊) 約450円
肌襦袢 約1,100円
裾除け 約2,200円
腰紐(2) 約5,200円
伊達締め(2) 約13,100円
腰ふとん 約2,000円
帯板 約2,500円
帯枕 約1,600円
帯揚げ 約12,000円
帯締め 約17,000円
草履 約28,000円
足袋 約2,000円
バッグ 約34,000円
合計 約691,150円
やっぱりお高い!!
1枚の着物や1本の帯を作るための、職人さんたちの手間暇を
考えると妥当な値段なのかもしれないけれど、やはり気軽には
手を出せない金額である。
着物は着たいけれど、敷居が高くて…、という人が多いのも
無理はない気がする。
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