人恋しくて 一人も好きで
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2002年05月01日(水) 京都旅行記 -- 晴れ女と男前のこと

昨日に引き続き、京都旅行記でございます。

*

天気予報では、昨日は下り坂、今日はお昼まで雨ということでした。
昨日はうまく雨宿りしつつ、結局カサをささずにすんだし、
今日は朝9時過ぎには、雨もすっかりやんでしまったので、
これはやはり、私、晴れ女だよねぇ。
なんてひとりで気をよくしていたりして。
てへ。

てか、カサさして歩くのがめんどいだけなのです。

この日は哲学の道あたりを散策しようかと思い、
銀閣寺前まで市バスで移動したのですが、
バスを降りて早々に、人力車屋のおにーさんにつかまってしまいました。
「いやー、ゆっくり歩きたいですから」と、一度は断ったんですが、
あまりにも熱心にすすめてくれるものですから、
つい根負けして1時間の観光コースをお願いしてしまいました。

この人力車のおにーさん、
なかなか男前(←ここのところ重要)で
トークもうまいなぁ、と思っていたのですが、
役者志望なんだって。なるほど。

最後になって、
「お客さまにプレゼントがあるんですよ。
(ごそごそ)……あれ、ない。」
とか、やらかしてくれたお茶目さんでもありました。
しかも、私が言い出すまで、料金もらうのをすっかり忘れていたし。

でもさ、客である私のことを、





「姫」



と呼ぶのはやめれ。こっぱずかしいから。

人力車のにーさん
このにーさんが人力車をひいてくれた、ムラヤマさん(実名)。
もっとアップで写真を撮っておけばよかったと、めっちゃ後悔中(笑)。
ひとりだと1時間コースで9000円でした。
この旅行で一番のゼイタクかもしれない…。


その後、人力車でまわった、
銀閣寺?永観堂?南禅寺?大豊神社?法然院?古い家並
のコースを、後で自分の足でも歩いてきました。

狛ねずみ
大豊神社の、めずらしい狛ねずみ。
右手はオスで巻物を持っていて、左手はメスで酒瓶を持っているとか。


夕方になって、有名なお茶の店、一保堂本店に向かいました。
併設の喫茶室では、お茶の入れ方のレクチャーをしつつ
お茶がいただける、と聞いていたので楽しみにしていたのですが、
がーーーーーん
ちょうど、喫茶室の閉店時間になってしまったのでした。
このままでは悔しいので、お抹茶を買って帰りました。

夜、先斗町あたりを流して歩いたけれど、
さすがに女ひとり、ふらりとその界隈のお店に入るには、
むっちゃ敷居が高すぎます。
やはり手引き案内してくれる人がいないとね。

途方にくれて、ふらふら歩いているうちに、
鴨川沿いのビルの10Fにあるカフェを見つけて、
そこで夕食にしました。
京都の夜景と周囲の山々がよく見えて、とてもいい気分になれます。
でもさすがに、窓際のソファ席は、先客に占領されていたけれど。


この日歩いた歩数、38079歩。


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